2014年09月03日 20時36分
バッキンガム宮殿内の見学には私の感覚では2時間ほどが必要ですが、それを終えた私はダッシュで宮殿の正面に移動しました。
目的は「衛兵交代」。看板でこの日の11:30から行われるのを確認していたからですが、ギリの時間でここに来たことが相当に無謀な行為である事は直ぐに理解できました。
夏の観光シーズンとは言え、一体どれほどの人がここに集まっているのだろうかと思うほどで、立錐の余地も無いとは正にこのことでした。
詰め掛けた観光客の頭越しにデジカメを持った手を思いっきり上げで何とか撮影した一枚です。自分の目に「思い出を焼き付ける」というような悠長な事態ではなく、ゆっくりと行進を見学する夢は叶いませんでした。(笑)
バッキンガム宮殿を堪能した後はビクトリア駅近くのホテルに一旦戻ることにし、その途中の裏道にあったカフェで昼食。
注文したのはやはり「フィッシュアンドチップス」。そして出てきた巨大!なフィッシュ。隣に座っていたフランス人の家族連れが目を点にしていたほどで、実はこの料理がきっかけで「どこから来たんですか?」とかから始まり、その方たちが私たちの料理の写真を撮ったりで、カフェの中が国際親善の舞台となりました。
味は…?。これまでことあるごとに聞いていた「フィッシュアンドチップスは名物だけど、味は今一つ」というコメントが???となる美味しさでした。
魚とジャガイモの味もあることながら、揚げてある油も見た目ほどしつこくなく、品のいい味で想定外の大満足の昼食となりました。
そして「ロンドンの食事で美味しいのは中華料理とインド料理」という以前聞いた言葉が、今や都市伝説ではないかと思えるほど充実した食生活をこの日から過ごすことになりました。