2014年09月06日 19時17分

英国/マン島蒸気鉄道(1)イージージェットに搭乗。

2014年8月6日(水)~7日(木)の2日間、同行者の許しを得(というか「行っておいで」と送り出してくれた)、実は私だけロンドンを離れ鉄道マニア垂涎の地「マン島」に出かけていました。

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当初はロンドンから日帰り×2の場所も考えたのですが、スーツケース無しでイギリス国内を泊まりで移動できるチャンスは人生で1回あれば御の字と考え、であればLCCでマン島に行こうと決めたのは今回の旅行に出かける2箇月ほど前でした。

※「御の字」の意味ですが、本来は「大いに有難い」で「一応,納得できる」は誤用です。文化庁HPを参照。

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ビクトリア駅から今回利用したヨーロッパの大手LCC「イージージェット」の拠点空港・ガトウィック空港までは「ガトウィックエクスプレス」に乗車。まだ夜が開けきらぬ6:15分発でした。

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2等車の車内はこんな感じ。

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30分ほどでガトウィック空港駅に到着。

ここでプチ情報。私はビクトリア駅で往復乗車券(自動券売機で購入。操作はそれほどの英語力を必要としません)で買って乗車したのですが、もしも私と同様のコースをとろうとする方は絶対に往復乗車券を買ってください。帰路の7日(木)夕方のガトウィック空港駅の窓口&自動券売機は大混雑で、恐らく最低でも数十分以上は待たなければ電車に乗れないと思いました。

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8:55分発のマン島行き。何と朝8時過ぎの段階で搭乗ゲートが出ていません。ゲートの案内時間は8:10となっていますが結局そんなことはなく、出たのは8:25過ぎ。と同時に出たのがゲートを閉める時間8:35の案内も出ました。この時間に間に合わなければ絶対に搭乗させないのがLCCのルールであり、これを厳格に守ることで有名なイージージェットだけに早足で55Fゲートに向かいました。

※私はネットで搭乗手続きまで済ませていたのですが、そうでない方は2時間前には空港にいないと時間までに手続きが終わらない可能性があります。イージージェットのカウンターは朝7時前にして大行列で、予約をした時にプリントしたPDFに「2時間前に空港到着」と書いてあったのはあながち大げさではないと実感しました。また手荷物の個数制限は想像以上に厳しく、搭乗口で四苦八苦している人は1人ではありませんでした。

当然、大きさ制限も同様で日本の様に甘く見ていると痛い目に合いそうです。

※機内預けの荷物は、事前予約すれば安く済みますが、当日の申請では「何のためのLCC?」状態となります。なおイージージェットの予約サイトに日本語はありませんが、英語の翻訳ソフトを併用しながら何とか事前チェックインまで出来ました。

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そんな感じで10:20過ぎに無事マン島到着。シートがリクライニングしないジェット機は初めての経験でした。(笑)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!