2014年09月21日 20時55分

スネーフェル登山鉄道(1)ラクシーを出発。

スネーフェル山は標高2036フィート(620メートル強)のそれほど高い山ではありませんが、ここマン島にあっては最高峰で、その頂上からの眺望は絶景とのこと。そしてそこに登るための電車・スネーフェル登山鉄道(Snaefell Mountain Railway)がラクシーから出ています。

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まずはデッカイ集電装置のお出迎え。これもビューゲルと呼ぶのでしょうが、日本の路面電車に付いていたビューゲルとは一味も二味も違います。

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運転室内の装置もどれがどういう役目なのかがよく分からないものもありますが、どれもこれも年代物には違いないはずです。

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 14:45のほぼ定刻に出発。隣にはマンクス電気鉄道のラクシーで折り返す電車の引込み線が併走しています。

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そこには私がここまで乗ってきた電車が丁度ポールの方向転換をしていました。

登山鉄道は3インチ6フィート(1067ミリ)ゲージでマンクス電気鉄道は3インチゲージ。その違いも楽しみつついよいよ急坂に差し掛かり“登山”を実感させる区間に突入です。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!