2014年09月23日 20時01分

スネーフェル登山鉄道(3)フェル式鉄道とは?

スネーフェル登山鉄道は、フェル式鉄道というシステムを使って急勾配を上り下りします。

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雄大な風景の中を3本のレールが突き進んでいます。

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「Fell mountain railway system」(フェル式鉄道)とは一見、ラックレール式にも見えますが、歯車のようなものは使っておらず、ただのレールです。上りの時は使わないとの事ですが、下りの時はこのレールを挟む機器があり、それをブレーキとしているようです。

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運転士さんは如何にも重そうなノッチを思いのほか小刻みに動かしており、勾配やカーブに合わせての運転は経験が必要であろうと察しました。

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一昨日UPした写真の乗降用のステップ部分はこんな感じで特に塞がれている様子が無く、夏場の運転だけだからこれで良しとされているのか、それともここを塞ぐ寒気よけのものがあるかどうかは分かりませんでした。それとこの運転士さんのいる場所は、私は気軽に立ち入ってしまいましたが、本来どうなっているかは分かりません。ただ「入って良いか?写真を撮影して良いか?」は事前にちゃんと聞いており、運転士さんが頷いたのでここで撮影しています。

観光鉄道なのでおおらかなのかも知れませんが、皆さんも入られる時は「許可」を得たほうが良いでしょう。

(私の英語)

「This space photo OK?」…せいぜいこの程度です。

参考までに運転士さんは私がカメラを向けているのも承知しておられます。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!