2014年09月20日 19時44分

マンクス電気鉄道(2)乗車そしてラクシーに到着。

ダグラス・ダービー・キャッスルを出発すると左手に車庫が見えます。

2014_08_06 マン島_183

あっ!「Electric Railway」の大看板を発見。この日からそれは私にとってはアメリカのハリウッドサイン(Hollywood Sign)を超える存在となりました。(と言ってもハリウッドサインを見たことはありませんが…)

電車の運転形態ですが、2014年8月6日(水)は、ダグラス・ダービー・キャッスル発が9:40~16:40までで、終点のラムジー(Ramsey)行きの他、途中のラクシー(Laxey)折り返しも含めて30分間隔です。(但し、12:10発はありません)

2014_08_06 マン島_187

それでも全線が複線化されており、車両は路面電車タイプですが専用軌道をひた走ります。が、こんな急カーブが続く区間もあります。

2014_08_06 マン島_191

途中でのすれ違いは、時刻表をみればほぼ計算できます。この写真も待ち構えていて撮りました。

線路幅が狭い!と気付いた方。ビンゴです。軌間は3フィート(914ミリ)です。

2014_08_06 マン島_193

かくしてラクシー駅に14:40の定時から2分ほど遅れて到着。ここで左側に停車中のスネーフェル登山鉄道に乗継です。

(追伸)

ネットでの情報です。ダグラス湾馬車鉄道は来年は工事のために運休のようで、次にお目見えするのは2年後とのこと。線路の位置も変わるようで私がUPした風景は今年で見納めだったようです。

2014年09月19日 20時42分

マンクス電気鉄道(1)古典電車との出会い。

当ブログで「ダグラス湾馬車鉄道」(2)と(3)の間に乗ったマンクス電気鉄道の話を今日から書きます。時間軸に従って3部作の超大作となってしまいました。(筆が滑っています。その理由は読んでいただければ分かりますが、最初から言い訳をしておきます)

マン島のマンクス電気鉄道(Manx Electric Railway)の起点、ダグラス・ダービー・キャッスル(Douglas Derby Castle)はダグラスの市街地の北に位置しています。

2014_08_06 マン島_165

まずは遠景で。矢印の場所に何かがあります。

2014_08_06 マン島_165 - コピー

同じ写真をトリミング。矢印の場所に注目。

「Electric Railway」の大看板がありました。

2014_08_06 マン島_175

ダグラス湾沿いに歩いていたら13:40発の電車が急坂を上って行くのが何となく見えたので撮影した一枚。矢印の場所に電車がいます。

2014_08_06 マン島_179

普段、余り歩かない生活をしているのを忘れていました。やっとの思いで着いたダグラス・ダービー・キャッスル駅。14:10発の電車にギリギリ間に合いました。写真で見知ってはいたのですが、こうして対面してみると驚きの古典電車です。

2014年09月18日 20時34分

ダグラス湾馬車鉄道(4)機回しならぬ馬回し。

終点で機回しならぬ馬回しを見物。

2014_08_06 マン島_296

まずは馬が馬車から連結を解かれ、反対側に歩きます。そのとぼとぼ歩く姿は何とも愛らしい!!!

2014_08_06 マン島_297

反対側のエンドに連結。

2014_08_06 マン島_298

こうして出発準備が整いました。

2014_08_06 マン島_308

8月6日に泊まるホテルの近くで下してもらったら丁度ここですれ違い。思わずシャッターを押しました。

こうしてダグラス湾馬車鉄道の旅は終わりました。

※馬車の車掌さん(?)にホテル名を告げたら、その前で馬車を停めてくれました。

2014年09月17日 20時29分

ダグラス湾馬車鉄道(3)いよいよ乗車。

馬車鉄道は全線で2.6キロ。片道の所要時間はおよそ15分強。この区間を歩こうと思ったのは終点が湾の向こうに見えていたからですが、40~50分で行けそうだと思ったのもその理由です。

またマンクス電気鉄道の14:10発ラクシー(Laxey,グーグルマップの読み方に従っています。ネットではラグジーと書いているものもあります)行きに間に合うともろもろスケジュールが楽になると計算できたこともあります。

2014_08_06 マン島_280

で、結局『電気鉄道』駅から馬車鉄道に乗ったのは、マンクス電気鉄道(Manx Electric Railway)でダグラス・ダービー・キャッスル(Douglas Derby Castle)からラクシー(Laxey)まで乗り、更にスネーフェル登山鉄道(Snaefell Mountain Railway)でラクシ―(Laxey)~スネーフェル山頂(Snaefell Summit)間を往復してDouglas Derby Castleまで戻ってきてからで、既に17:00になっていました。

2014_08_06 マン島_290

鉄道なのですが、何とも不思議な空間がそこにありました。

2014_08_06 マン島_289

振り向けばこんな感じ。道路上を走っていますが架線がないのが新鮮です。

2014_08_06 マン島_293

2つの起点を同時出発なので、当然の事ながら真ん中で行き違います。これが遊園地等を走る遊覧鉄道ではなく、公道を走っているのは本当にワクワクしました。

2014年09月16日 20時26分

ダグラス湾馬車鉄道(2)メルヘンな鉄道。

40分もここにいると時間がきつくなりそうだったので、馬車鉄道の終点でマンクス電気鉄道(Manx Electric Railway)との接続駅となるダグラス・ダービー・キャッスル(Douglas Derby Castle)まで歩くことにしました。

2014_08_06 マン島_172

馬車との遭遇!(13:49頃)

2014_08_06 マン島_174

そのまましばらくすると海を背景に通過。

それはメルヘンな風景ですが…。

2014_08_06 マン島_171

3フィート(914ミリ)のゲージが可愛いですが、そこにはやはり落し物がありました。(笑)

2014年09月15日 22時25分

ダグラス湾馬車鉄道(1)ダグラス湾。

平成26年8月6日(水)。マン島蒸気鉄道ダグラス駅を午後1時過ぎに歩き始め、ダグラス湾馬車鉄道(Douglas Bay Horse Tramway)のビクトリアふ頭(Victoria Pier)駅を目指します。

2014_08_06 マン島_160

地図を見る限りそれほど遠い感じもしなかったので、のんびりブラブラです。歩くこと10分少々。

2014_08_06 マン島_164

やがて海が見えてきました。

2014_08_06 マン島_167

ヨーロッパの街並みが美しいですね。

2014_08_06 マン島_169

さて肝心の馬車鉄道。9:20~17:40の間の運転とのことで「フムフム」。とここまでは良しとしてさてダイヤはどうなっているのかな?

2014_08_06 マン島_170

「ガーン!」。ここに着いたのは13:21。何と13:20に出たばかり。しかも基本20分間隔の馬車鉄道が40分間隔の時間帯。そう言えば目の前を馬車が走り去るのを見ていました。

それほど急ぐわけではないのですが取り敢えずマン島の主要4鉄道には乗りたい!で、時刻表を調べ直し。馬車鉄道の時刻も分かったのでこれで完璧に組み立てられます。

2014年09月14日 17時44分

鉄呑み会の巻。

昨日(9月13日)は恒例の「鉄吞み会」。

DSC_0001 (1)

名古屋市東区のこじんまりした点心のお店の2階を貸切りました。と書いたものの幹事は私ではなく、写真で一番左の方。今回の参加メンバーは、「芸能界鉄道研究会 鉄研」の出演者陣「タックイン 三根」さん、「スギテツ 杉浦さん」、「ZIP FM 森野さん」&「東海ラジオ 源石和輝アナウンサー」、、、要は鉄道好きな面々の集まりで、これでCBCの***アナウンサーとか某局の何とかさんがいらっしゃれば在名放送局の主要メンバーが勢ぞろいだったのですが、流石に皆さん忙しいので時間の都合がつかなかったようです。かくいう私もこの「鉄呑み会」は久々の参加です。

何の話をしているかと言えば「大井川鉄道の機関車トーマスの今後の展望」などから、2011年2月11日にサービスを開始した「マナカ」をネタに、その当日、源石さんが「源石和輝 モルゲン」で(メインキャスターにも関わらず)スタジオを飛出し、朝から名古屋市内の電車を乗りついでリポートを行うという“暴挙”に何故か、ここにいる面々もラジオに出ていた…とか、そのあたりまではまだ良しとして、そこからは多分、鉄ちゃんでなければ何の話をしているかわからない…というより「ショウもない話し」を延々と4時間に渡ってしていました。!(^^)!

DSC_0127ところで皆さんが手に持っているのは「名鉄創業120周年記念」のポッカの缶コーヒーです。やっぱり名古屋ですので今はこれがお約束ですね!

あっ、この缶コーヒーは幹事さんがお土産に用意してくれたものです。

DSC_0129最後に杉浦さんからお知らせ。手に持っているのは10月1日、キングレコードから発売予定の「東海道新幹線開業50周年トリビュートアルバム」の宣伝資料。実は・・・まだここでは書けないのですが、思いもかけないことが起きていました。それはまた後日。

 

 

2014年09月13日 20時05分

英国/マン島蒸気鉄道(6)ダグラス駅に到着。

列車は5分ほど遅れて12:55頃に終着のダグラスに到着。もっとも5分は誤差の範囲で、これで「遅れた」という人は皆無でしょう。

2014_08_06 マン島_145

最後尾の客車から降り、そこでほんの数分駅構内を撮影していたら、何と既に機回しが始まっており、あわてて振り向きざまに撮影したのがこの写真です。

2014_08_06 マン島_158

さてダグラス駅はこんな感じ。

2014_08_07 マン島_120

駅の構内はカフェになっており、ランチも食べられます。この写真は翌8月7日に撮影したもので、実はこの日の昼食はここと前日から決めていました。(料理の写真はありません)

またここからホーム側の外に出るとそこはオープンカフェになっており、天気がよければそこで食事をしたり、お茶を飲んだりしつつ列車の改札が始まる時間までまったりするのもなかなか乙な過ごし方です。

2014年09月12日 16時00分

映画「小野寺の弟・小野寺の姉」

「マン島蒸気鉄道」シリーズの2回目の中断です。

小野寺の弟 小野寺の姉

昨日、映画「小野寺の弟・小野寺の姉」のマスコミ向けの試写会に行ってきました。

映画の内容はキャッチフレーズの「日本一“不器用な姉弟”の恋と人生が、今、動き出す!!」というところまでに留めますが、私の映画の見方はつい登場する「鉄道」に目がいってしまいます。

例えば「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」であれば「モノレール」だったり…。

鉄道の登場の仕方はさりげなく出てくる場合もありますが、それでも映画(ドラマもですが…)の脚本に設定として書かれていなければ、通常、映像として撮影され、上映される事はよほどのことが無い限りないはずです。それが単なる情景に見えたとしてもです。まあ例外は何事にもつき物ではありますがその点はご容赦下さい。

それはさておき映画「小野寺の弟・小野寺の姉」でも踏切が出てきます。映画の設定は基本、「仮想の街」を想定してロケを行いますが、今回のその踏切も監督のイメージに沿ってロケハンを行い、監督の意志でそこでの撮影を決めているはずで、踏切は踏切としてどこでも良いわけではなく、背景の街並みも含め、映画の1シーンとして登場するに相応しい場所で選ばれていると思われます。

また踏切の場合、そこを(電車の通過により止められることがあるにも関わらず)スルッと通り過ぎるか、遮断機が下りる下りない、電車が通りかかる、通り過ぎる、遮断機が上がっても人が通り過ぎずに立ち止まったまま、、、様々なパターンがありますが、そうした選択も監督のイメージの世界で決められていきます。またスクリーンでそれを見て、そうしたシーンを受け止める私たち鑑賞者は、無意識にしろ意識的にしろそこに「心の動き」も感じ取りながら映画を楽しんでいるはずです。

映画がお好きな方はこの辺りは読み飛ばしてください。今更の話です。

今回登場する踏切は通過する電車から鉄道会社・路線名は直ぐに特定できます。ただ「どこの?」という撮影地は私の力ではわかりませんでした。分かればそれはそれで嬉しいですが、そんなことに気を取られていると映画に置いていかれてしまいますね。

最後にこの映画の感想を一言。非常に読後感の良い映画です。10月25日(土)から公開ですので、是非映画館に足を運んで見て下さい。そしてさりげなく出てくる踏切も楽しんで下さい。もっともこれはこの映画に限りませんね。

2014年09月11日 20時04分

英国/マン島蒸気鉄道(5)タブレットの交換。

Ballasalla駅で交換。(「Ballasalla」はグーグルマップの日本語表記では「バラサラ」と出ていました)

2014_08_06 マン島_112

この駅ではタブレットの受け渡しが行われており、何だかいい感じです。

ところでマン島蒸気鉄道は曜日によって運転時刻のパターンが変わります。8月6日は1日4往復、2時間おきの運転となっており、そのパターンではこの駅での交換です。

2014_08_06 マン島_119

先に到着した方が先に出るルールかどうかまでは分かりませんでしたが、対向列車を待ち受けた私の乗車した列車が先発。最後尾の客車から何気なく撮影した列車を見れば、客車のステップが車両の長さ一杯一杯についている!これはとても新鮮に見えましたが、考えてみればコンパートメント毎に乗降扉がある訳で、日本のような開放式客車ではないことを改めて認識しました。

2014_08_06 マン島_121

車窓からは如何にもヨーロッパの田園風景が広がっています。

2014_08_06 マン島_125

蒸気機関車の牽く列車はひたすら走ります。

2014_08_06 マン島_135

しばらくすると進行方向右側に海が見えてきました。穏やかな海景色に心が和みます。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2014年9月
« 8月   10月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!