2014年10月21日 20時29分

和歌山電鐵(3)たま電車登場。

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和歌山電鐵での登場順は「いちご電車」⇒「おもちゃ電車」⇒「たま電車」になるのですが、この「たま電車」が今や一番有名かもしれません。

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車体から窓ガラスまで描かれた「たま駅長」。

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場所が違うので、参考にはならないかも知れませんが、車内はこんな風になっています。なかなか凝っています。水戸岡鋭治さんがデザインしただけのことはあります。一寸感動!

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伊太祈曽駅で車両写真風に一枚撮影。ただこの時はこの電車に乗っていません。

2014年10月20日 20時26分

和歌山電鐵(2)登録有形文化財。

南海22000系電車⇒和歌山電鐵2270系電車。ズームカーという呼び方が馴染んでいる私ですが、車両の扉の位置が若干変わっているのがチト見慣れないですね。でもこの扉位置はデザインのバランス的には悪くありません。

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さて今日は「古きを訪ねる旅もまた楽しからずや。」というお話しです。

ここ伊太祈曽(いだきそ)駅は、車庫もあるこの鉄道の拠点駅で、私は最初からここで途中下車をする予定でした。

その目的は、和歌山電鐵の施設が今年の4月25日に国の登録有形文化財に登録されたことにあります。

(両備グループHPから抜粋、転載)

●大正5年、大橋-山東(現:伊太祈曽駅)間に山東軽便電鉄として開設以来、現在まで現役で使用している検査場やプラットフォーム、鋼製橋梁など5件が国の登録有形文化財に登録されました。

●伊太祈曽駅の検査場は、大正5年に完成した中央部と後から増築された建物からなり、屋根は木造トラスで支えられ、整然と並んだ28連の木造トラストは壮観です。

●伊太祈曽駅プラットフォームと上屋は、開業当時の石積みの姿を良く残しているし、上屋も戦前に中古レールを骨組みにしたままで建っています。

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1)和歌山電鐵貴志川線伊太祈曽駅検査場

(文化庁HPの解説文から転載)

和歌山電鐵伊太祈曽駅構内の東側に西面して建つ。桁行五二メートル、梁間七・六メートル、切妻造の木造平屋建で、南面に片流れの附属屋を付ける。小屋組は丸太を用いたキングポストトラスで、床にはピットを二本設ける。木造の車両検査場として貴重な遺構。

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2)和歌山電鐵貴志川線伊太祈曽駅プラットホーム及び上屋

(文化庁HPの解説文から転載)

和歌山電鐵伊太祈曽駅構内西側に位置する、延長四三メートルの石積プラットホームと桁行一五メートル梁間二・四メートルの上屋である。上屋は古レールの柱と山形に組んだ梁を一体化した躯体で母屋を受け、軒先にデンティル形の飾り板をあしらう特徴的な形式。

 

(鉄道)文化財を訪ねる和歌山の旅。皆さんにもお勧めです。是非、伊太祈曽駅で途中下車して下さい。まあ欲を言えば検査場がもう少し見えるといいですね。

2014年10月19日 19時16分

和歌山電鐵(1)1日乗車券。

平成26年9月27日(土)。和歌山駅の西口にほど近いホテルにチェックイン。

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それから東口に移動し、和歌山電鐵貴志川線に乗ることにしたのですが、和歌山駅の改札はJRの管轄で1日乗車券を購入するためにJRの乗車駅証明書をもらい、JR駅構内の和歌山電鐵和歌山駅の窓口に向かいました。こういうシステムなんですね。知りませんでした。

和歌山・一日

さて目的の1日乗車券を購入。駅員さんが「2014」「9」「27」を削って私に渡してくれました。なおイラストは「いちご電車」でした。

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乗車したのは14:48発の貴志行き。

和歌山電鐵には「いちご電車」「おもちゃ電車」「たま電車」と楽しい電車が一杯ですが、スタートはノーマルな電車を選びました。

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伊太祈曽(いだきそ)駅で途中下車。

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たま駅長の「千客万来」のお出迎え。流石和歌山電鐵です。

2014年10月18日 20時45分

天王寺13:17発「くろしお13号」に乗車。

国鉄381系というのが私の定義。

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天王寺13:17発のくろしお13号に乗車し、ここから本来の予定に戻りました。もっともあべのハルカスに昇っていればもう少し遅い電車の予定ではありました。

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車内で少々遅めの昼ご飯。大阪と言えばお約束。551蓬莱の肉まんです。前途多難を予想しつつ、まんじりともせずに和歌山までの43分を過ごしました。

そうそうっ、ここまで書いていませんでしたが、この日のメインディッシュは和歌山電鐵貴志川線。

昭和54年(1979年)10月15日以来の訪問です。

2014年10月17日 20時44分

阪堺電車の堺トラムをチラ見。

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当初の予定通りなら、平成26年9月27日(日)11:51にJR天王寺駅前にあるこの「大阪阿部野橋」駅に到着するはずだった。

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およそ40分遅れであべのハルカスを見上げている私。何事も無く到着し、すんなり入れるそうならここの展望台に行こうと思っていました。

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折角の天王寺なので阪堺電車(今回は親しみを込めてこの言い方にさせて頂きます)の堺トラム1001号を撮影。まあこうして出会えただけでも良しですね。

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去り際に604号を撮影。まあお約束のコースですね。

2014年10月16日 20時42分

近鉄特急4連続乗車の旅(5)振替乗車票。

近鉄鶴橋駅でJRへの振替乗車票をもらいました。

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実は私は鉄道会社をまたいだ振替乗車を体験した記憶が無く、恐らくこれが人生初の経験で、振替乗車票なるものを反射的に撮影してしまいました。(笑)

鉄ちゃんはやっぱり懲りない人種ですね。というかこの期に及んでへこたれないという表現の方があっていそうです。

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しかし、、、大阪環状線の電光掲示板に出ていた「11時39分」の文字。その時、時刻は12・19で、果たしてこうしてぐるりと回ってきたことが所要時間的に早かったのかどうか自信が無くなりました。でも今更そんな愚痴を言っても時間が巻き戻っていくわけも無く、まあ振替乗車票という「良いもの」を見せてもらったと諦めることにしました。(涙)

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かくして12:28頃に天王寺駅に到着しました。

2014年10月15日 20時40分

近鉄特急4連続乗車の旅(4)振替輸送を体験。

平成26年9月27日(日)。

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橿原神宮前駅構内をもと来た道を「とぼとぼと」というわけにも行かず急ぎ足で戻り、停まっていた西大寺行きの普通電車に乗りました。

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大和八木からは11:41発の到底座ることを許されない急行に乗車。でも運良く五位堂の駅で何とか座れて一息。

本当は多少鶴橋到着が遅れてもその後の特急に乗り確実に座りたかったのですが、振替輸送では別途特急券が必要で、空いている席に座る事は全席指定のルール上、出来ないと断られました。また改めてお金を払って特急券を発券するというのも想定が無いとの事で断られました。

※そう言えば窓口では『払い戻し』の話しが出ませんでした。また窓口の駅員さんはどこかに電話で問い合わせておられ、きっとこれまで例の無かった申し出だったのかも知れません。

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とそのうちに鶴橋到着。JR大阪環状線に乗換えです。

2014年10月14日 20時38分

近鉄特急4連続乗車の旅(3)大阪阿部野橋行きは何と打ち切り!!!

近鉄特急4連続乗車の旅を続けます。

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橿原神宮前駅では、橿原線ホーム方向を振り返りつつ南大阪線ホームに急ぎました。

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目の前の大阪阿部野橋行きは尺土行きに変更し、出発していきました。

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さていよいよ特急の到着です。しかし無常にもホームにはこの駅での打ち切りのアナウンスが流れました。

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抑止であれば当然のことながら振替輸送(大和八木~大阪線~鶴橋~JR~天王寺)を選択せずに待つことにしていたのですが…。

それに運転を再開しても、その直後は電車の時間もかかるし…、特急が再開される時間も分かりませんし…。

2014年10月13日 20時35分

近鉄特急4連続乗車の旅(2)橿原神宮前まで取り敢えず行った!

踏切事故での運転見合わせが分かっている時に、果たしてこのまま駒を進めるかどうかは結構思案の為所です。

短ければ1時間も掛からずに運行再開ですが、逆のパターンではそうは問屋が卸しません。

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最悪の事態は想定しつつ取りあえず3連続乗車はしておこうと思い、橿原線のホームで橿原神宮前行きを待ちました。

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乗った以上は意地でも楽しむのが鉄の鉄則!先頭車のお立ち台でお約束の進入風景を撮影。

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橿原神宮前駅の構内を撮影し、

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留置線のさくらライナーをGET!!

と、今日は言葉数が少なめですが、実際この時はほとんど何も考えられずにいました。

2014年10月12日 21時15分

東海道新幹線50周年トリビュートコンサート開催さる。

今日「リニア・鉄道館」では「東海道新幹線50周年トリビュートコンサート」が開催され、私は14:00からの3回目の公演に行ってきました。

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演奏はスギテツさん+JR東海音楽クラブの皆さん。

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アルバム「走れ!夢の超特急楽団」に収められた曲を中心に、トロンボーンによるタイフォンの再現も聞くことができ、おかげで楽しい時間を過ごすことができました。

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また演奏終了後、CDを買った方を対象にしたサイン会が行われ、私はCDではなく、「リニア・鉄道館」入館者に配られているオリジナルランチトートバッグにサインをしてもらいました。(嬉)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!