2014年11月10日 20時17分

和歌山線のスイッチバック・北宇智駅(1)知る人ぞ知る。

平成26年9月28日、南海電車「天空」の次の目的は奈良交通の「ボンネットバスで行くさよなら五新鉄道」というツアーに参加すること。その出発地、和歌山線五条駅に向かうことになるのですが、ツアーの出発時間が15:20と少し時間があったので、橋本駅から五条駅を越えて「北宇智駅」を目指すことにしました。

2014_09_28南海高野線&北宇智_168

橋本駅発13:07の電車の到着は12:58で9分もここで停車します。その105系電車は2丁パンタ。

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これが噂に聞いた(…のはずは無いですね。話を作っています)ことのある霜取りパンタなんですね。間近に見るのは初めてのような気がします。何と言ってもパンタを折りたたんだまま走る電車は滅多やたらに見られるものではありません。

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北宇智到着は13:35。今は1面1線の典型的なローカルの駅ですが、以前は交換駅でした。

2014_09_28南海高野線&北宇智_175

しかもスイッチバック式で、勿論和歌山線では唯一の存在でした。その旧駅舎は今のホームからも見ることが出来ます。

ここにやってきた理由が正にそれで、ネットで「駅舎が今も残っている」という記事を見つけたからです。

またこの写真ではよく分かりませんが、駅舎と反対側のホームの線路は今も残っています。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!