2014年11月25日 17時33分
近鉄のマルチプルタイタンパー、略称マルタイは「つくつくぼうしⅣ」の愛称があります。
何と顔出し看板があったのはビックリですが、これがまた意外と親子連れに人気で、もっともパパ鉄が撮りたかっただけかも知れませんが…。(笑)
近畿日本鉄道の公式サイト内にある「近鉄資料館」~「鉄路の名優」にも掲載されていない数少ない本線走行車両(と、敢えて言いたい)。それにしても用途の目的を考えると「つくつくぼうし」の名前は座布団1枚では足りず、5枚はあげても良いと思いました。
さてその実演。まずは「つく」部分が下りてきて準備完了。
そして枕木を挟むように砕石を突いていきます。よく出来ていますね。初めて見ましたが、このマルタイの実演は、今回の鉄道まつりで絶対に見ようと思っていたイベントの一つです。皆さんも一度ご覧あれ!
ところで車体から飛び出たようになっている何だかカバーの様な部分ですが、今回はイベントとあって肝心な部分を見せる必要がありこの位置にあるのですが、本線で使用する場合は、これを地表すれすれまで降ろし、深夜の騒音対策の一つにしているそうです。
もう40年も前ですが、西武池袋線沿線(線路際)に住んでいた友人宅に泊まった際、その日に何とマルタイが動いており、作業が終わるまでまんじりともせずに一人悶々としていた記憶があります。もっとも友人は「慣れだよ」と言って爆睡していました。トホホ。
最後は、オーストリア製の「つくつくぼうしⅣ」を込みにした鉄道まつり典型写真で締めくくります。