2014年12月03日 20時27分

秋田内陸縦貫鉄道(4)かかしアートと紅葉のお出迎え。

11:02に角館を出た列車は最初の駅「羽後太田」に到着する直前、田んぼの中で停車しました。

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するとそこには思わぬ数の案山子がお出迎え。

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ここは田んぼアート「鶴の恩返し」の場所(角館駅~羽後太田間)で、稲刈り後には地元の小学生も参加してこうして「かかしアート」約90体を作り、乗客の目を楽しませているとの事でした。

乗車中の観光客は私も含めて盛んにシャッターを押していたのでまずは地元の方たちの狙い通りと言ったところでしょう。

※まだこの案山子たちはいるのでしょうか?残念ながらメディアに登場した記憶がありませんが、こうした地元の“心”はもっと発信されるといいですね。もっとも私たちメディアの“心”が足りないのかもしれません。

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晩秋の風景の中を軽快に走って行く列車。

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八津駅近くで見た紅葉の美しい一本の木。と思ったらこれは柿の木で、美しい紅葉と思ったのはたわわに実った「柿」でした。驚き!

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比立内に到着。最初はここで降りようかと思っていたのですが、パッと見、駅前に食堂らしき建物が見えなかったためスルーすることにしました。

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秋田内陸縦貫鉄道が開通する前、国鉄阿仁合線の終点はここ比立内でした。

松葉~比立内間は平成4年(1992年)4月25日以来の2度目の乗車で、ここ比立内からは3度目の乗車です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!