2014年12月03日 20時27分
11:02に角館を出た列車は最初の駅「羽後太田」に到着する直前、田んぼの中で停車しました。
するとそこには思わぬ数の案山子がお出迎え。
ここは田んぼアート「鶴の恩返し」の場所(角館駅~羽後太田間)で、稲刈り後には地元の小学生も参加してこうして「かかしアート」約90体を作り、乗客の目を楽しませているとの事でした。
乗車中の観光客は私も含めて盛んにシャッターを押していたのでまずは地元の方たちの狙い通りと言ったところでしょう。
※まだこの案山子たちはいるのでしょうか?残念ながらメディアに登場した記憶がありませんが、こうした地元の“心”はもっと発信されるといいですね。もっとも私たちメディアの“心”が足りないのかもしれません。
晩秋の風景の中を軽快に走って行く列車。
八津駅近くで見た紅葉の美しい一本の木。と思ったらこれは柿の木で、美しい紅葉と思ったのはたわわに実った「柿」でした。驚き!
比立内に到着。最初はここで降りようかと思っていたのですが、パッと見、駅前に食堂らしき建物が見えなかったためスルーすることにしました。
秋田内陸縦貫鉄道が開通する前、国鉄阿仁合線の終点はここ比立内でした。
松葉~比立内間は平成4年(1992年)4月25日以来の2度目の乗車で、ここ比立内からは3度目の乗車です。