2014年12月10日 20時46分
平成26年11月2日、秋田県大館市の市内を、エボルタ号が走りました。ニュース等のメディアで話題になったのでご存知の方も多いかと思いますが、その様子はパナソニックのウェブサイトでご覧いただけます。
以下、そのサイトから転載。
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「単1形乾電池エボルタ(99本)を動力源に、総重量約1トンのオリジナル車両が有人走行に挑戦!!
人と夢を乗せて、2009年に廃線になった旧小坂鉄道小坂線内約8.5kmの区間走破を目指します!」
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という廃線1日復活チャレンジが行われたのです。どんな電車が走ったかはまた後日。
その舞台となった大館市内の小坂鉄道の廃線跡。この写真の場所はエボルタ号は走っていないようですが、ススキが生い茂っているなんて如何にも廃線跡と言う雰囲気を醸し出しています。
大館駅から5分ほどのところにある『市街地』にこうした廃線跡が今も往時の姿を留めたままであるとは実のところ想像だにしていませんでした。
勿論、踏切では線路側に柵が作られています。
踏切をロングで見ればこんな感じ。この道路は大館駅と中心街を結ぶ幹線道路です。
今も現役感がバリバリですが、「前方鉄道廃止」は紛れもない事実です。
遮断機にはカバーが掛かっていました。こんな写真を撮りつつ市内を小一時間歩いたのですが、特急停車駅であり、昭和の時代からの「市」代表駅が起点であることを考えると、これまでの廃線跡巡りでは一番お手軽な歩きコースでした。
この日(11月8日)は大館駅周辺を歩き、そして翌日曜日は旧小坂鉄道沿いに小坂までレンタカーで移動したのですが、いつでも全線復活出来そうな位、線路が残されていました。