2014年12月11日 21時21分
昭和52年(1977年)9月1日、小坂鉄道/大館~小坂間を乗っているのですが、その記憶は遥か彼方の更に先まで行っても見当たりません。歳のせいとは思いたくないものの厳しい現実がそこにあります。
だからということではないのですが、大館市に「大文字」があるとは知りませんでした。
11月8日(土)の宿は「ふるさわおんせん光葉館」。この外観の写真は明けて11月9日に撮影したもので、ご覧の通りの建物であり、バス・トイレ別の部屋でしたが、私がここを選んだ理由は・・・、
1)掛け流しの天然温泉
2)朝夕の食事付きでもリーズナブルな値段
という結構現実的な選択だったのでした。
結果は泊まって良かった!の一言です。
特に温泉は日帰り入浴の地元の方も多い感じで、それだけのことはある良い泉質でした。昭和の時代によくあった「湯治宿」という言い方を今も残している印象も持ちました。
食事も美味しかったです。一人で泊まっても食べられるきりたんぽ鍋のコースもあり、次回はそれを是非!とか思いました。
何より日本酒好きの私にとって嬉しかったのがこの「飲みくらべセット」800円(税別)。地元のお酒が3種類で、それぞれの味わいに特徴があり、お洒落な切子グラスと相まってすっかり気分が良くなり、この日はネットサーフィンもせずに速攻で熟睡と相成りました。あえて銘柄は書きませんが、全国の地酒をある程度は呑んだことがあると自負する私でも全て初めてのお酒であり、少なくても名古屋でこれを味わえるお店はないと思います。(東京にはあるのかな?なさそうな感じ)
ところで帳場(フロントというよりこちらの言い方が似合ってそう)には宿泊者の名前が書いてあり、何だか懐かしい気分になりました。