2014年12月12日 21時32分
一夜が明けて部屋の窓を開けたらそこには線路が!
鉄道の見えるホテルというのはよくありますが、2階の部屋からこんな手近に見えるところはそうは無いはずです。もっともここは小坂鉄道の廃線跡。幸か不幸か早朝深夜に列車が走る事はなく、静かな朝を迎えていました。(大型家電店がなければ昭和の風景です)
旅館の裏手に回り、線路を撮影。
そうして宿に戻ってきて女将さん(古澤さんという苗字で「ふるさわおんせん」は地名からではなくお名前からつけた温泉宿であることも分かりました)から、つい一週間前に正にエボルタ号がここを通ったことを教えてもらいました。
これは女将さんが携帯で撮影した写真をそのまま撮影させてもらったものですが、市民の方が草刈で協力したり、また踏切の封鎖は大館市の全面協力があって実現したそうです。いい話しを聞くことが出来ました。
エボルタ号の後ろにはスタッフ車も走っており、こちらは「大館・小坂鉄道レールバイク」のトロッコのようでした。
田園の中の1軒宿だったからこそ旅館の方とお客の距離が近く、そして「これからどこへ?」と聞かれ、「小坂鉄道レールパークに行きます」と私が答え、その話の延長で「エボルタ号はどこからどこまで走ったのですか?」「直ぐ裏手も走りましたよ」となり、この写真に繋がったのです。ふるさわおんせんさん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。