2014年12月28日 22時44分

台北メトロ24時間乗車券(5)路線の入れ替え。

台北MRTは、信義線と先に書いた松山線の開通で、路線の整理が行われました。(次の図はMRTの路線図をトリミングしたものです)

路線図編集

例えば現在、信義線は淡水線との直通で淡水新義線として運転されていますが、以前の淡水線の電車は、中正紀念堂で新店線と直通していました。そうっ!新店線と言えば今は松山線と直通している路線です。例えが難しいのですが、名古屋で言えば鶴舞線の上小田井~赤池間を結んでいた電車が、桜通線の開通で、上小田井~野並、中村区役所~赤池の運用に変更されたようなものです。

2014_11_29 台北MRT8

写真の駅は淡水信義線と中和新蘆線の接続駅「東門」。私の乗っている電車は淡水信義線で、ホーム反対側が中和新蘆線です。つまり東京メトロの赤坂見附の様な構造で、しかもそんな駅が台北メトロには複数あり、乗り換えの利便性を高めると共に、先に書いたような路線の切替が出来るようになっていたようです。但し、日本の乗り換えの常識を台北に持ち込むと相当に戸惑います(案内表示をちゃんと見ないと迷います)のでご注意を!(私の今回の本物の経験談です)

そんなことをしている内に、しかも台北メトロを24時間乗り尽くす前に私の台北メトロ散歩は終了の時間を迎えました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!