2014年12月30日 21時34分

烏樹林糖廠の五分車(2)台湾高速鉄道(高鉄)の嘉義駅。

台湾鉄路管理局嘉義駅は「阿里山森林鉄路阿里山線」の出発駅としてナロー好きにはたまらない駅ですがこちらは台湾新幹線(高鉄)の嘉義駅。

2014_11_29 烏樹林6

近代的で全体にデザイン性を感じます。でも駅前に誰かがいます。

2014_11_29 烏樹林7

不思議な2ショットですがどういう意味のあるモニュメントかは分かりませんでした。でもユーモラスなその風貌にはクスッとさせられました。

高鉄嘉義駅からは貸切バス。やっと“ツアー”らしくなってきました。いよいよここからがタイトルの「烏樹林糖廠の五分車」の話がスタートです。

2014_11_29 烏樹林8

平成26年11月29日(土)13:48に着いた烏樹林車站(日本風に言えば烏樹林駅)。“昭和”を感じる駅です。

2014_11_29 烏樹林8-2

中に入ると観光鉄道の駅という感じですが、そこかしこにやはり懐かしさを感じます。さて「五分車」の意味ですが、簡単に言えばレール幅が762ミリのナロー鉄道のことで、要は標準軌(1435ミリ)の約半分だから五分だそうですが日本のナローでは聞かない表現です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!