2015年01月31日 19時35分
私たちがここ彰化機務段に到着したのは14:10頃。転車台のパフォーマンスが始まったのが14:25頃。で、油断していました。
突然エンジンの始動の音が聞こえたかと思ったら14:30過ぎにまたまた転車台回転が始まったのです。
機関車が車庫から出て転車台に乗り、一回りして出ていく様子を、お立ち台では多くの方が携帯で動画撮影していました。確かに転車台は一枚写真よりも動画が面白そうですね。
大勢の観客の前でまるでダンサーが如くダイナミックなターンを見せたR-64の前でいすみ鉄道鳥塚社長と記念写真。
姉妹鉄道提携の記念行事といったようなそもそも鉄道事業者の行事が組み込まれたツアーと言うのを私は初めて体験しました(そもそも私はこうしたツアーがあると聞いたことがありません)が、このツアーの企画がいすみ鉄道×鉄道ダイヤ情報ということから実現したのは間違いないでしょう。
ところでネットで飛行機からホテルまで何でも手配できる今時の旅行者が敢えてツアーに参加する理由は何でしょうか?ツアー代金が少々高くても参加者が行きたいところに連れて行ってくれて、かつそこでの滞在時間は必要にして十分かつ内容が満足できると言ったような“付加価値”の作り方ではないかと思っています。今回のツアーはそこのところの味付けも良く出来ていると感じました。
ただ旅行会社の立場で考えると、こうしたコアターゲット狙いのツアーの企画の大変さは相当なものでしょう。実はこれ、ターゲットを絞った番組の企画を考えるのと同じだと思っていたので、今回、こんなことを書いてみました。
さて彰化機務段から次の目的地に行くべく外に出たらそこには台湾の現実。11月30日(日)は台湾各地で行われた選挙の翌日で、この車は恐らく「当選御礼」の街宣と思われました。音量が凄い!ことになっていた。