2015年01月09日 19時50分

新営糖廠の五分車(2)列車交換。

新営糖廠の特徴としてはまずその長さにあります。八老爺線「中興」~「八老爺」間4.6キロは台湾に残る(観光用)精糖鉄道では最長(台湾糖業公司のウェブサイト参照)だそうで、走る速度は10~15キロとの事ですが多分15キロは出ていないと思います。

2014_11_29 新営7

ここ新営糖廠は先に撮り鉄タイムで、帰りに乗車となっていました。その心は?また後で報告。

さて16時に見え始めた列車ですが待てど暮らせど近づいてきません。何せノンビリ。ところで3線区間が途中で途切れているのが分かりますでしょうか?思いもよらぬ光景に目が丸くなりました。

2014_11_29 新営8

16:05頃にやっと目の前を通過。小なりといえど12両のトロッコが連なるのはある種、壮観です。

2014_11_29 新営9

ここは交換駅。今回ここを撮影地に選んだ理由は新営糖廠名物、列車交換を撮影するためでした。しかし先に到着した中興行きが停車したのは遥か彼方。ポイントのある場所でした。予想ではそこまでは行かないと思っていたのですが…。

※朝一番の下りと最終の上りは交換が無いとの事で、帰路の列車は交換がありませんでした。

2014_11_29 新営10

ということで交換風景は今一つの結果になってしまいました。

2014_11_29 新営11

しかし、かってサトウキビ畑が広がっていたであろう田園風景を行くトロッコ列車はいい感じで撮影できました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!