2015年01月19日 20時33分

集集線の旅(5)集集線と集集大地震。

1999年(平成11年)9月21日、台湾中部に大きな地震が襲いました。集集大地震もしくは台湾中部大地震などと呼ばれていますが、その爪跡は今も集集線沿線に残されています。

2014_11_30 台湾・集集線_50

この鉄塔もそうで、震災遺構として撤去されていないとの事でした。

2014_11_30 台湾・集集線_52

集集線の名前の由縁である「集集駅」の駅舎も、倒壊した駅舎を元の形に修復したものです。

この地震の時に日本からも多数の救助隊が駆けつけ、その後の東日本大震災の際に、その恩義を忘れていないとして多額の募金が日本に届いた事は記憶に新しいところですね。

2014_11_30 台湾・集集線_54

そうした話を車内で聞きつつ列車は終点の車埕駅に到着。

2014_11_30 台湾・集集線_58

ここで鳥塚社長自らヘッドマークを外し、

2014_11_30 台湾・集集線_60

しばし撮影タイムとなりました。

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列車は折り返し9:00発。それを我々は見送り、しばし車埕駅周辺の撮影&散策タイムとなりました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!