2015年01月20日 20時37分

集集線の旅(6)2008年の収集線。

話しは同じ平成でも7年前の平成20年(2008年)8月24日に戻ります。この日、私は集集線の乗りつぶしに来ていました。

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前日、高雄に泊まっていた私は二水駅で下車し、ここから彰化駅始発の列車に乗りました。

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列車の中はご覧の通りの激混み。何で?と言いたくなるほどのお客が乗っており、“ローカル線”というイメージで私が思い描いていた『のんびり』『ゆったり』は、微塵もありませんでした。

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これが列車の混んでいた理由ではないと思うのですが、この日はCK124(日本で言うC12形)の運転日。もっとも私はCK124の運転日であることはこの日、二水駅に到着するまで全く知らず偶然の出来事でした。でチケットはあるかと二水駅で聞いたら、帰路の車埕駅⇒集集駅ならあるということでしたのでそのチケットを握り締めて車埕駅に行きました。

で、車埕駅でCK124の到着を待ち受けて撮影したのがこの一枚です。日本の常識では考えられない位置で撮影しているように見えますが、その通りです。到着する番線のレール上から狙っていました。

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更に近づいてきたところを撮影したものですが、列車と撮影者の距離がとにかくあり得ないほど近い!前の写真もこんな状況の中で人の間を縫って撮影した一枚です。

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このCK124の牽く列車の最後尾にはDHL109が付いており、どうやら後押しをしているようでした。それにしても凄い人・人・人でした。

(報告)今発売中の「鉄道ダイヤ情報」2月号にこのツアーで12月1日に訪れた「渓湖糖廠」について記事を書きました。よろしければご一読下さい。なおこのブログが「渓湖糖廠」に行き着くのは2月に入りそうです。ただ鉄道ダイヤ情報を読まれた方にも楽しんで頂けるように頑張りますのでよろしくお願いします。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!