2015年01月21日 22時10分

集集線の旅(7)CK124の列車に乗りました。

めったに1日2回の更新はしないのですが、今日はタイムリーさの関係で台湾話もしたかったので書くことにしました。昨日、日本政府観光局(JNTO)が発表した昨年(2014年)の外国からの訪日客数で、台湾が約283万人で1位であることが分かりました。今回のツアーでは中華航空を利用したのですが、台湾便は航空会社の別に関わらず、以前は日本人が圧倒的に多かった記憶です。それが今回、台湾の方が多い印象があり、正にその印象が正しかったことが裏付けられた格好です。名古屋~台湾便はトランジットも含め何度も利用しているので言えるのですが、やはり円安の影響もあると思っています。

さて平成20年(2008年)8月24日の集集線に話を戻します。

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集集線を完乗し、帰路は二水駅で購入した乗車券でまずはSL列車に乗りました。そして到着した集集駅でCK124の姿を撮ろうと思ったら…この状態で、テレビの取材もあってお祭り状態というより大混乱!ホームが狭いこともあるのですが、誰もお客さんを整理していないというのが当時の台湾。車埕駅での撮影が何ともならなかったもののそれでも集集駅なら何とかなるのではと思った自分の浅はかさに遅まきながら気付いた一瞬でした。。

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線路にも下り放題だったのでともかく撮影できたヘッドマーク。

さてこの上り列車はディーゼル機関車が引っ張っていて蒸気機関車はいわゆるぶら下がり。それでもこの人気ぶりでこの後の台湾の鉄道人気を予感させるには十分でした…などとお気軽な感想を書いていますが、実はこの時の旅には美味しい台湾料理に釣られてきた非鉄の同行者がいました。しかし車埕駅では私がその方をほったらかしにして(遅れに遅れた)列車の到着を待った上で写真を撮り、更にここでは訳の分からない人混みの中に置き去りにしたのでこの時点ですっかり“切れている”状態でした。事前に鉄旅であることは了解していたのですが、流石にこれは度が過ぎているということでこの日以降、私のパートナーは私の鉄旅に付き合う事はなくなりました…。(涙・笑)

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!