2015年01月24日 19時55分

集集線の旅(10)水里駅で撮影タイム。

車埕駅から一つ二水駅よりの水里駅。

2014_11_30 台湾・集集線_98

ここで撮影タイム。往路の電車から見ていてもこの線の撮影場所は結構限られるなあとは感じていましたし、ツアーでは大型観光バスの駐車場所の確保と言うこともあり、選択肢に多少の制限があるのは止むを得ません。そんな中では思ったよりも上々の情景に出会えました。

2014_11_30 台湾・集集線_100

狙いは水里発10:05の下り列車。他の方も思い思いの場所で撮られているので、それが少々気になるところですが、まあ自分の選択を信じることにしました。

一見交換駅のように見えますが、実際には交換設備は残されていますが使われているようには見えませんでした。

2014_11_30 台湾・集集線_101

水里駅の次の目的地「集集駅」ですが、そこに向かう途中で集集大地震の遺構をもう一箇所見に行きました。

ここはお寺で、その造りは日本と大きく異なるので耐震性がどうだったかはよく分かりませんが、この隣には新しい本堂が建てられており、参拝客の姿を見ました。

日本でも東日本大震災の遺構の残し方について、「後世に伝えるために残そう」「震災を思い出すのでなくして欲しい」などなど議論があります。その是非を自分なりにもう一度考えてみようと思いました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!