2015年02月13日 19時06分

北斗星の旅(13)毛ガニ、そして北斗星入線。

北斗星の出発は17:12。札幌に16時前に戻ったのはお土産を買うため。会社はともかく家庭には…。

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こうしたことをちゃんとしておかなければ次が無くなる恐れがあります。と言ってもこれを大人買いしたわけではありません。あくまでも北海道土産の一例です。(笑)

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札幌駅。もう何度も見ているはずなのに今日は何かが違って見えました。大仰ではなく、確かに私にはそう見えたのです。

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入線時刻は17:03。その少し前に私たちにその姿を見せました。

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凍える手でシャッターを押すこと全9回。DD51×2に12両の客車を従えた堂々たる特急寝台列車、ブルートレイン「北斗星」の入場いや入線です。

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実はこの先頭写真は乗車前日の1月26日に撮影したもの。最後尾から2両目の11号車の指定券をもつ身としては到着して直ぐに乗り込むことを念頭に、先の入線写真を当日撮影では優先し、この位置での撮影は最初から諦めていました。まあ結婚式で言う新郎新婦の前撮りみたいなものです。

その前撮りも「北斗星の旅(7)」で紹介した写真を撮影した後、回送「北斗星」を追いかけるように走る電車に乗り込み、札幌駅で下車してダッシュで4番線に移動。かろうじて間に合ったものです。ただヘッドマーク付きのDD51はホーム端に停車しているので、ワイドの効くコンデジでかろうじての撮影でした。

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この最後尾(カニ24 506)の写真を撮影したところでそそくさと列車に乗り込みました。入線から出発まで僅か9分では、先頭車を撮影してから11号車に移動するのは実際には“無理”で、「旅立ち」の情緒にはいささか欠けるというのがこのばたばたの感想です。もっともこれは撮影しているからでそれをしなければもう少し心の余裕が持てたはずです。

そうこうしている内に、いよいよ札幌~上野間1,214.7 km、16時間53分の旅の始まりです。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!