2015年02月18日 20時45分
上野駅13番線に10:05の定時到着。
16時間53分という時間はあっと言うまであり、そしてゆったりと流れた時間でもありました。
夜行列車とりわけ最後のブルートレインの終焉と言うイベント性がなせる技だったかもしれません。
恐らく前回ブルートレインを乗ったのは20年以上前の特急「さくら」号。名古屋から博多までの乗車で、その時は小学生低学年の娘との2人旅でした。そんな思い出と感傷に浸っている内に北斗星が車庫に戻る時間になりました。
点いていたヘッドライトが
テールライトに変わり、静かに推進運転が始まりました。
等と書いていつつ3月の最終列車の到着時はきっと大混乱するのだろうなどと思っています。ただ誰が言い出したか“葬式鉄”という言葉は好きではありませんし、ここ何年かの罵声飛び交う大混乱は流石に首を傾けざるを得ません。40年前の名古屋市電の“お別れ電車”に乗ったりしている身としては、全てを否定するものではありませんが、少なくとも鉄道愛好家がメディアの晒しものになる事態が今度こそ起きないことをひたすら祈るばかりです。
こうして北斗星の旅は終わったのですが、この後思いもかけぬ展開が待ち受けていました。明日からの新シリーズスタートは乞うご期待です!