2015年03月13日 22時29分

台鉄海線と日本風駅舎(4)追分駅。

台湾にはまだまだ日本風の駅舎が残されています。

2014_11_30 海線の旅&日本式駅舎21

彰化駅から海線を台北方面に一駅。追分駅もその一つです。

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ここは彰化の隣駅になるのですが、実は山線の「成功」駅の隣駅にもなります。「成功」~「追分」間には見かけは山線と海線の短絡線的な“成追線”があり、列車の本数的には、海線「追分」、山線「成功」とも彰化方面が圧倒的に多いのですが、成追線の列車も1~2時間半に1本程度設定されています。それも近鉄伊勢中川駅の様な特急専用ではなく全て普通列車です。

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この電車はその数少ない成追線経由台中行きです。(20:30頃撮影)

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ホームから見た駅舎。夜間の撮影でも雰囲気が良いので鑑賞に堪えます。あっ、私の写真が良いとかではなく建物の良さです。

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この駅には跨線橋・地下通路が無く、駅舎からホームには線路の上を歩いて渡るのですが、このようにホームの途中に階段を置いている駅は日本ではもう殆ど見かけません。日本で言う特急も走る路線ですが、こうした風景が残っていることも台湾の鉄道の魅力の一つでしょう。

(追伸)北斗星も無事旅立ちました。上野駅では3000人が見送ったとのことですが、この賑わいがこれまでずーっと続いていたらこの列車は残ったでしょうか?8月までに上野から一度乗ってみたい私がいます。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!