2015年03月13日 22時29分
台湾にはまだまだ日本風の駅舎が残されています。
彰化駅から海線を台北方面に一駅。追分駅もその一つです。
ここは彰化の隣駅になるのですが、実は山線の「成功」駅の隣駅にもなります。「成功」~「追分」間には見かけは山線と海線の短絡線的な“成追線”があり、列車の本数的には、海線「追分」、山線「成功」とも彰化方面が圧倒的に多いのですが、成追線の列車も1~2時間半に1本程度設定されています。それも近鉄伊勢中川駅の様な特急専用ではなく全て普通列車です。
この電車はその数少ない成追線経由台中行きです。(20:30頃撮影)
ホームから見た駅舎。夜間の撮影でも雰囲気が良いので鑑賞に堪えます。あっ、私の写真が良いとかではなく建物の良さです。
この駅には跨線橋・地下通路が無く、駅舎からホームには線路の上を歩いて渡るのですが、このようにホームの途中に階段を置いている駅は日本ではもう殆ど見かけません。日本で言う特急も走る路線ですが、こうした風景が残っていることも台湾の鉄道の魅力の一つでしょう。
(追伸)北斗星も無事旅立ちました。上野駅では3000人が見送ったとのことですが、この賑わいがこれまでずーっと続いていたらこの列車は残ったでしょうか?8月までに上野から一度乗ってみたい私がいます。