2015年03月16日 20時12分

渓湖糖廠の五分車(2)蒸気機関車の始まりは火起こし。

公共の交通機関であれば、台鉄の員林駅からバスが便利な渓湖糖廠。ただ渓湖のバスターミナルからは少々歩く必要があります。

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台湾の保存精糖鉄道で、蒸気機関車が運行されているのは前に紹介した烏樹林とここ渓湖糖廠の2箇所となります。その中でもここ渓湖糖廠の蒸気機関車は石炭炊きとして知られ、観光客の人気を集めています。

私たちがここに着いたのは午前7時45分頃。当初の予定(ツアーの日程表)では、ディーゼル機関車が牽く観光列車に乗る予定だったのが、「鉄道」愛好家の団体が日本から来るということで、渓湖糖廠のご好意で急遽蒸気機関車に変更となったとのこと。また希望者には火起こしから見学しても良いというサプライズもあり、日本出発直前に早朝からの渓湖糖廠訪問が決まりました。しかもこの日は通常は運行していない月曜日で、そういう日は貸切運転の希望があった時だけ動かすとのことでした。

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さて機関車の前には焚きつけが用意され、

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それを機関車の火室に入れていきます。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!