2015年04月06日 20時12分

渓湖糖廠の五分車(18)さようなら渓湖糖廠。

途中にあった不思議な光景。

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人工的に作られた緑のトンネル。丁度ポイントのある場所にあり、往路で気になったので帰路に撮影しました。日本の“雪国”ならスノーシェッド(覆道/ふくどう)みたいに見えるのですが、何か目的があるのでしょうか?

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ここまで来れば残りがあと少し。10:55過ぎに無事終点に到着しました。通常の五分車運転は往復で約50分ということでしたので、それよりは15分ほど長く楽しんだ計算になります。こうして私にとって今回のツアーの最大の目的が達成されました。

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最後に大形トラクターの写真をUP。サトウキビの収穫で使っているのではと勝手に思ったのですが、その理由は車体には「虎尾糖廠」の文字があったからです。何せ「虎尾糖廠」は台湾でも唯一の現役精糖鉄道があることで知られており、これからも私と精糖鉄道の縁が続くという予兆を感じ取りました。(私の個人的な見解であり、家族の同意は得ていません・・・。)

さようなら渓湖糖廠。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!