2015年04月15日 20時37分
これは1978年4月の取材時にスタッフが撮ってくれていた一枚。カメラはアリフレックスで、主にキチンとした映像を撮るときに使っていました。
※三重県紀和町(今の熊野市)の石原産業紀州鉱山鉄道の取材時。
こういうように当時でもレアな鉄道を取材していました。
その次のステップで使用したのが通称「ミニエクレール」と呼ばれるカメラ。バッテリーを使用するモーター駆動のカメラにあって、この機種は現場で録音をすることを前提に作られた静かなカメラで、中京テレビだけではなく当時全国で作られたドキュメンタリー作品の多くはこのカメラで撮影されていたはずです。
と言ってもこのカメラのフィルムで録音していたわけではなく、音はオープンリールのポータブルテープレコーダーで別途録音し、音と映像のタイミングを合わせて編集~放送していました。
ところでこのカメラを回すということ=ドキュメンタリーのカメラを担当することであり、当時、思わぬチャンスが回ってきたことで実にハイテンションな日々でした。(一応、仕事は冷静にしていました。但し『つもり』)
このカメラは右目でファインダーを覗いていますが、ピント合わせをする時を除けば、撮影時はやはり左目を開けていました。
久しぶりにカメラを担いだので少し傾いているのご愛嬌ということで…。