2015年04月15日 20時37分

カメラマン2年目、石原産業紀州鉱山鉄道を取材。

1978_04_28石原産業 紀州鉱山

これは1978年4月の取材時にスタッフが撮ってくれていた一枚。カメラはアリフレックスで、主にキチンとした映像を撮るときに使っていました。

※三重県紀和町(今の熊野市)の石原産業紀州鉱山鉄道の取材時。

石原産業紀州鉱山カラー_22

石原産業紀州鉱山モノクロ_9

こういうように当時でもレアな鉄道を取材していました。

DSC_0268

その次のステップで使用したのが通称「ミニエクレール」と呼ばれるカメラ。バッテリーを使用するモーター駆動のカメラにあって、この機種は現場で録音をすることを前提に作られた静かなカメラで、中京テレビだけではなく当時全国で作られたドキュメンタリー作品の多くはこのカメラで撮影されていたはずです。

と言ってもこのカメラのフィルムで録音していたわけではなく、音はオープンリールのポータブルテープレコーダーで別途録音し、音と映像のタイミングを合わせて編集~放送していました。

ところでこのカメラを回すということ=ドキュメンタリーのカメラを担当することであり、当時、思わぬチャンスが回ってきたことで実にハイテンションな日々でした。(一応、仕事は冷静にしていました。但し『つもり』)

DSC_0267

このカメラは右目でファインダーを覗いていますが、ピント合わせをする時を除けば、撮影時はやはり左目を開けていました。

久しぶりにカメラを担いだので少し傾いているのご愛嬌ということで…。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!