2015年05月10日 20時59分

ラーデベルクで撮り鉄(1)まずは手慣らし。

4月17日(金)、11時少し前にドレスデン中央駅に戻ってきました。既に2つの目的を果たしているというこの密度の濃さは最高の気分です。

ザクセンチケット

次はドレスデン中央発12:25(予定)で「ツィッタウ(Zittau)」に向かう01形重連が牽くツアー列車の撮影です。

使用する乗車券は午前9時から有効となる「ザクセンチケット」(Sachen-Ticket)。ドレスデン市が州都となるザクセン州の鉄道が乗り放題(ICE、IC等の優等列車は除く)となる便利なもので、1枚23ユーロ。不正を防ぐためと思われますが記名式です。サインをする場所は「*ここに名前を書きます」としたところで、別に私の名前なのでそのまま出しても良かったのですが、揺れる車内で書いたため、、、という言い訳でマスキングしました。(恥)

※ドレスデン中央駅の自動券売機で購入。ドイツ語だけではなく英語等の多言語対応の券売機(日本語対応はなし)もあるので何とか私でも買うことが出来ました。

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先行して撮影場所に向かうべく乗車した11:35発のツィッタウ(Zittau)行きはホーム左側に停車中の白と緑色の列車。2両連接で車両の真ん中一箇所に乗降用ドアと言うのは日本ではJR九州の783系しか思い浮かばないタイプで、昔ながらの低いホームからバリアフリーで乗車できるようにした部分低床車です。

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下車したのはラーデベルク(Radeberg)で11:59の定時着。ここからは単独行動。他の方たちは「きっちり撮り鉄」だったので、更に先の場所(駅からしっかり歩く)を目指したのですが、私は目的の列車撮影後にもう一つ別の目的があり、地図+航空写真+撮り鉄さんたちの感想といった情報を参考に、駅から歩いて10分以内の撮影ポイントが見つかりそうなここで下車しました。

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最低限度、駅を出たところにある陸橋から撮れるのではないかいう“感”を信じた結果ですが、列車内からも陸橋の上でカメラを持って待ち構えている人たちが少なくとも10人以上見えたので、良い写真が撮れそうという予感から気分的には楽になりました。

しかし若干期待外れだったのが左側の照明用の柱の列。ただドイツの撮り鉄さんたちはそれをあまり気にしていないようで、列車の編成は綺麗に撮れるものの柱越しとなる場所が1番人気で、私のいたこの場所は3人だけでした。

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慣らし運転の1枚。さて本番や如何に。

※この日のこの時間はかなりの風が吹いており、三脚を据えての動画の撮影は諦めましたが、本命到着の直前に風が緩み少々残念な気分でした。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!