2015年05月21日 19時57分

ドイツ・01重連/ツィッタウ駅(2)並びの撮影タイム。

ツィッタウ狭軌鉄道の撮影が一旦片付いた直後の16:53過ぎに、整備された「01 2118-6」がツィッタウ駅に戻され、何が始まるかと思ったら、先に整備が終わっていたと思われる「01 0509-8」との2ショット撮影会がスタート。

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これはツアー参加者も知らされていなかったのか、最初は「何が始まるのだ?」状態でしたがあっという間に人だかり。

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人を仕切るロープがあった訳でもなく、鉄道関係者が規制していたわけでもないのに、ここにいた全ての方が必要以上に近寄ることもなく、こんな写真が撮影できました。

*左…「01 2118-6」

*右…「01 0509-8」

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16;55から僅か数分の出来事でしたがファンサービスとしては流石のアイデアです。ファンの心を鷲掴み。

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乗客も列車に乗り込み出発準備完了です。信号所の鉄道員さんが機関士さんに合図を送っていました。

2015年05月20日 19時54分

ドイツ・01重連/ツィッタウ駅(1)まるで機関区開放。

再びドイツ鉄道のツィッタウ(Zittau)駅。

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先にツィッタウ狭軌鉄道(Zittauer Schmalspurbahn)をUPしましたが、撮影順では

1)ツィッタウ(Zittau)駅で01重連列車の出発準備

2)ツィッタウ狭軌鉄道の蒸気機関車牽引列車の到着

3)ツィッタウ(Zittau)駅で01重連列車の出発

4)ツィッタウ狭軌鉄道のディーゼル機関車牽引列車の到着

となっており、結構綱渡りのスケジュールをこなしていました。特に01重連列車の出発からディーゼル機関車牽引列車の時間は殆どなく、実のところツィッタウ駅到着は流石に間に合わず、駅前での一コマを撮るのが精一杯でした。

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ということで15:50頃から16:30近くまでは01の撮影に夢中になっていました。

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駅構内では01の整備が行われており、その模様は撮影し放題。ツアー列車に乗ってきた方と、そこに途中で(車で)撮り鉄をしてきた方やはたまた私のような者も混じって結構な人出。

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それでも日本の機関区(車庫)開放に比べれば知れていますし、そもそも自己責任の国だけあってか規制は殆どありません。

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こんな記念写真を悠然と撮影するなど日本では考えられません。そうそうっ、皆さんちゃんと譲り合い、遠慮しながらの撮影だったことを付け加えておきます。

2015年05月19日 19時54分

ナローの蒸気鉄道/ツィッタウ狭軌鉄道(3)ディーゼル機関車も登場。

そのまま客車を車庫に押し込み

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それから機関車だけ一旦側線に戻り

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16:52には奥の奥にある蒸気機関車の車庫(ここからは推測ですが…)に向かっていきました。

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ところでツィッタウ狭軌鉄道のもう一つの名物が、ドイツ鉄道ツィッタウ駅(写真左側の趣のある建物)の駅前広場ともいえる場所での入れ替え作業。

私には日本でこうした風景の記憶は無いですね。

この写真で一番奥にツィッタウ狭軌鉄道のツィッタウ駅があり、私の方向(写真右方向)に側線が伸び、更にその先に昨日UPした車庫があります。

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この列車はツィッタウ着17:58の列車です。実は蒸気機関車だけではなくディーゼル機関車の列車(dieselzug 199 018)もあり、蒸気ではないもののこれはこれで結構楽しめました。

2015年05月18日 19時48分

ナローの蒸気鉄道/ツィッタウ狭軌鉄道(2)入れ替え。

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客車を引っ張ってきた「99 787」はそのまま列車ごと車庫に向かうかと思いきや、予想に反して一旦客車から離れます。

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そしてホームの反対側の線を走り

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客車の最後尾に連結され、「えっ?どこかまで引っ張るの?」と思ったら、

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そのまま車庫に向かって押し始めました。

2015年05月17日 20時41分

ナローの蒸気鉄道/ツィッタウ狭軌鉄道(1)列車到着。

今日からまたドイツです。

4月17日(金)。もしも快速列車が代行バスでなければ、ラーデベルク発13:29でツィッタウ着14:39。そしてここツィッタウ(Zittau)を起点にナロー+蒸気機関車の牽引する列車が走るツィッタウ狭軌鉄道(Zittauer Schmalspurbahn)に乗りつつ、撮り鉄をする予定でした。

しかしアルンスドルフを定刻なら14:05発の列車は若干の遅れで出発し、定時ならツィッタウ15:28着のところが結局15:47着。この日のツィッタウ狭軌鉄道の最終列車のツィッタウ出発は15:00であり、各駅停車に乗った時点で「乗る」ことも「同時発車を撮る」(後述)ことも諦めていました。

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これがツィッタウ狭軌鉄道の駅舎。

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16:38到着の列車を捉えた!と書きつつ今一つ力がないかな?

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こんな列車に乗ってみたかった。

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ホームに入線。風情がありますね。

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駅にはこんなナローに標準機の貨車を乗せる貨車(台車?)も展示中。

(この鉄道について)

Zittauer Schmalspurbahn=ツィッタウ狭軌鉄道と日本語では呼ばれるということで良いかと思っています。

750ミリゲージで、ツィッタウ(Zittau)からベルトスドルフ(Bertsdorf)を経由し、そこで2つに分かれてクアオルト・ヨンスドルフ(Kurort Jonsdorf)とクアオルト・オイビン(Kurort Oybin)を結ぶ「Y」字型の路線となっており、全線でも16キロほどの鉄道です。

鉄道ファンに人気なのは、 小なりと言え分岐駅のベルトスドルフでヨンスドルフ行きとオイビン行きの蒸気機関車の牽引する2つの列車の同時発車が見られることで、それを「撮ってみたい」というのが今回の願いでした。

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これはツィッタウ周辺で走る鉄道線の車両に貼ってあったツィッタウ狭軌鉄道の写真。これが撮りたい!と思った気持ちって理解していただけますよね。

(追伸)

結局ツィッタウ駅での到着シーンだけの撮影となったのですが、何と前を走る快速列車も遅れており、どちらにしても15:00の列車出発には間に合わなかったことを後で知り本当の意味で諦めがつきました。

(01重連を撮影していた方からの情報)

2015年05月16日 21時11分

明治村の12号牽引列車でSL名古屋駅からSL東京駅への旅。

駐車場に戻る際、SL名古屋駅からSL東京駅まで12号牽引の列車に乗りました。

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ホームからの撮り鉄。

まずは17:13頃の到着を1枚。

煙はないのですが、これはこんなものと思っていました。

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そうしたら到着直前になって良い煙。

思わず一枚。

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この時は私も撮られていました。まあ私の日常はこんなものです。

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転車台パフォーマンスは大人気。

博物館の中の施設ではありますが、動態保存としての価値の高さは格別なものがあると思っています。撮り鉄ポイントは限られますし、乗り鉄するにも時間は短いですが、楽しい時間を過ごすことが出来るお勧めスポットです。

またこの日は12号が動いていましたが、次は9号という楽しみもあります。

2015年05月15日 21時09分

明治村で名電1号形を見てきました。

今、愛知県犬山市の明治村では「名電1号形」という電車が展示され、車内が公開されています。その電車に、今更ですがゴールデンウィークの5月5日にやっと会ってきました。

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この電車は明治34年(1901年)に製造され、名古屋鉄道の前身だった名古屋電気鉄道の名古屋市内の路線で明治40年(1907年)まで活躍し、その後、北海道の札幌市民の足と活躍し、その後札幌市にて保存されていました。

そして名古屋鉄道の創業120周年を記念し昨年その里帰りが実現し、ここ明治村にて平成32年3月まで展示されているものです。

何せ行った日も日なので人出が多く、この写真を撮るのが精一杯で、ただ小さな子供たちが「電車、電車」といいながら乗り込んで、その姿を写真に収めているパパママは微笑ましく感じました。やはり『乗れる』っていうのが良いですね。以前、函館市電の「箱館ハイカラ號」やここ明治村のN電に乗った時に小さい!狭い!と思ったのですが、名電1号形はその比ではありません。それは外観でも十分分かりますが、乗るとそれを肌で感じることができます。

私が言うのも何ですが、まだ経験していない方は是非、それを実際に見て感じて下さい。大人と違って先入観のない子供たちの歓声は本物です。

※この電車の塗装の考証については、NPO法人名古屋レール・アーカイブスが会員所蔵の着色絵葉書や資料などによる協力をしています。

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そしてついでにと思い立って入鹿池を入れてN電の撮影を撮影しようとチャンレンジしたものの意外と狙える場所が少ない!

時期的に木々の勢いがあったということもあるのですが、これが私の探したオンリー一箇所でした。

また出直すかなとか思っています。

※明治村は高校生の時に遠足で行って以来、それ以降は仕事(取材、中継等)で何度も行っており、知人が来れば案内が出来るほど土地勘はあったつもりです。しかし歳のせいか大分忘れていました。反省です。

ところで明治村訪問は2年前のスギテツさんのライブ以来ですが、純粋なプライベートってそれを合わせても多分2回目です。

2015年05月14日 21時24分

今回のドイツ撮り鉄の場所。

ドイツ 白地図

今回の旅の位置関係が複雑になってきましたので、白地図に主な場所を入れてみました。

首都ベルリンと往復で飛行機を乗り継いだフランクフルトは赤い点で表示。

ドレスデンはドイツの東部にあり、東に行けばポーランド、南側がチェコという位置関係にあります。

4月16日(木)に行ったノイエンマルクト80キロポストはドレスデンから南西の方角。

そして17日(金)の目的地ツィッタウ(地名の上に⇒で示した場所)はポーランドとチェコに接する場所にあり、因みにラーデベルク駅はドレスデンの「○」の右端位の位置にあります。

※ドレスデン~ノイエンマルクト80キロポスト=270キロ

※ドレスデン~ツィッタウ=105キロ

ドイツの時刻表

距離はこの暑さ5.5センチの1991/1992年版ドイツ国鉄の時刻表を参考にしています。

※この時刻表はあまりの大きさと重さに負けて当時郵送したのですが、あまりの高額さにひっくり返りそうになりました。もっともなっただけでスウェーデンの時刻表も同封してちゃんと1万円強を支払いました。

話は変わりますが、今回の移動は全て快速列車もしくは各駅停車。そもそも購入している乗車券が日本風に言うと「青春18きっぷ」ですが、いろいろ調べてもICやICEは出てこないのでそもそも走っていない路線に乗っています。

2015年05月13日 21時23分

ラーデベルクで撮り鉄(4)代行バスでツィッタウを目指す。

ラーデベルク(Radeberg)駅に戻り、ツィッタウ(Zittau)に向かうため列車を待つこと暫し。しかし何だか様子がおかしい。ここラーデベルクで折り返す列車の設定は無いはずなのに到着列車はここで全員を降ろしているし、行き先も違う。駅構内に案内放送が入っている。

あわてて構内に設置された案内板を確認すると…。さっき撮影した蒸気機関車牽引の臨時列車以降、夜間帯までこの駅から東に向かう列車は何と運休でバス代行。土・日ならともかく平日なのですっかり油断していました。

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この写真がその代行バスです。大型の連接バスに思わぬ形で乗ることになりました。

●当初の乗車予定の列車…

*ドレスデン中央発13:08~ラーデベルク発13:29発の快速ツィッタウ~リベレツ(Liberec)行き。

*時間変更=ドレスデン中央発12:45~ラーデベルク着13:04、代行バス出発時間/13:15ということで乗れず!

●結局乗ったのは…

*本来ならラーデベルク発13:54の列車(時間変更後のラーデベルク着は何と13:32)の代行バスで出発時間は13:38でした。

気付いたのが13:30頃で、その時に丁度到着した列車の運転士さんに「ツィッタウ」と聞いたら「バス」との答えがあり、これで全ての事情がやっと理解できました。

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不通となっているラーデベルク~アルンスドルフ(Arnsdorf)間は鉄道では一駅。バスで15分ほどドイツののどかな田園風景の中を走り、ホームで待っていた列車に駆け込みました。

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混んでいた列車も徐々に乗客は減っていき1時間後にはご覧の通りでノンビリ乗り鉄を楽しんでいました。

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ところでこの列車では「リクエストストップ」ということで、乗降客がいる場合のみ停車する駅があります。降車する場合にはどうするかと思っていたら網棚と窓の間にご覧のボタンがあり、降りる時はそのボタンを押すようになっていました。

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とかしているうちに15:47にツィッタウ到着。

2015年05月12日 21時18分

ラーデベルクで撮り鉄(3)01形重連出発。

貨物の通過を待っていたように12:49に列車は出発。

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出発時の豪快な煙はそんなに期待はしていませんでしたがそれでももう少し頑張ってほしかった。もっともこれなら十分だろうとも言え、贅沢な話で失礼!!ハイっ!

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この陸橋は車の通行が多かったのですが、たまたま車の流れが途切れたこともあり、「送り」を撮影することにして道路を横断。

その先にはたくさんの撮り鉄さんがいたのは知っていた(実は皆さんがいる場所も下見しています)ので、一応そっと顔を出し、皆さんがカメラを構えていない(撮影し終えている)のを確かめたうえでこの写真を撮影しました。それにしてもこんな写真を撮影できる幸せ。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!