2015年06月30日 21時35分
今日は8月にいよいよ本当の終焉を迎える寝台特急「北斗星」の余談。(写真は今年の1月27日、札幌駅にて撮影)
1988年3月13日、寝台特急「北斗星」が運転を開始しました。それを記念して作られたキーホルダー(と、しおりのセット)が縁あって今、私の手元に来ています。
ケースに入っていては、中が良くわかりませんので蓋(ふた)を取ってみました。
上蓋には、
津軽海峡線“北斗星号”
上野~札幌間縦貫運転記念
1988.3.13
JR東日本東京圏運行本部
とあります。
この手の情報に疎いので何ですが、恐らく市販品ではなく関係者もしくは乗客に記念品として配布したものと思われます。
キーホルダーの表面と裏面。本州と北海道が鉄路で繋がった興奮と感激が伺えます。
同封の説明書で、JR東日本がこのキーホルダーを「マジックキーホルダー」として実用新案の申請をしていたことを知りました。鉄道会社がこうした本業と直結しているとは言い難いことにも全力で取り組んでいたことからも、如何に青函トンネル開通という出来事のインパクトが大きかったかと言うことを改めて実感させられました。