2015年06月19日 20時06分

上田電鉄、しなの鉄道「ろくもん」そして北陸新幹線。

ドイツの鉄道シリーズは暫くお休みします。

2015年6月13日(土)、千種駅に朝7時50分頃到着。

2015_06_13-しなの~上田電鉄_2

空が青い!

梅雨時とは思えない晴天に恵まれました。もっともこの日から2日間の旅を決断したのは6月9日(火)。週間天気とにらめっこし何とか土・日とも雨降りは無さそうと判断したからです。

この日は

1)上田電鉄

2)しなの鉄道「ろくもん」

3)北陸新館製

こんなところを廻りました。

2015_06_13-しなの~上田電鉄_4

最初の目的地は長野県の上田市。ということで千種駅8:06発のしなの3号に乗車。まずは篠ノ井を目指します。

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見えれば良しとしていた木曽福島駅に保存されているD51775も何とかカメラにも収めることが出来ました。

それにしても振り子電車は速い!上松駅にほど近い浦島太郎伝説の「寝覚ノ床」もあっという間の通過で、かつて列車内で車掌さんが案内放送していた時代があったのを思い出しつつ、もっとも383系「しなの」で放送されても乗客の方でその地を確認することは難しいでしょう。

昭和の時代にディーゼルカーや客車に揺られていた時代は一体何だったのでしょう…と懐かしんでしました。

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この善光寺平の絶景もあっと言う間に通り過ぎます。いつかは姨捨の駅に降り立ち、じっくりと味わいたいと思いつつ未だその願いは叶っていません。

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この風景を最初に見たのは多分、15歳の時。もう46年も前のことです。夜行急行「きそ」で冠着トンネルを抜けると眼下には白一色の海が広がり、その向こうに山並みが見えていました。それが標高が下がるにつれて霧が晴れ始め、暫くすると幻想的なまでに美しい善光寺平がその姿を現し始めました。列車の速度が遅い時代だったからこそ出来た経験です。

列車から見る風景を覚えていることはどちらかというと少ないのですが、何故かここの風景だけはしっかりと記憶しています。日本三大車窓の面目躍如。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!