2015年06月20日 20時16分

しなの鉄道しなの鉄道線「ろくもん」の指定席券。

篠ノ井駅からはしなの鉄道しなの鉄道線に乗車。

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10:54発の小諸行きに乗車。(写真右側)

写真左側の電車は10:52発の長野行き。

初めてみるしなの鉄道の115系電車。今やクラシックな部類の電車ですが、シックなしなの鉄道カラーが結構似合っている気がしました。

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坂城駅で保存中の湘南色の169系。

駅構内のどこにあるのかまでは調べてなかったので乗っていた電車の先頭車の貫通扉のガラス窓から覗くのが精一杯でした。この169系、多分急行「信州」か何かで2~3度乗車していると思います。

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さて上田に11:23着。

駅前で真田幸村が出迎えてくれました。でも実はこの写真を撮る前に向かっていたのはしなの鉄道の切符売り場。

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このしなの鉄道の洒落た暖簾も切符売り場で一仕事した後に撮影したもの。

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で、この駅で真っ先にした『お仕事』は「ろくもん」の指定席のGET。

一応2日前に空いているのは電話で確認していましたが、当日の空きがあるかどうかはある種の賭け。でも賭けに勝ちました。これでこの日のその後の予定が全てFIXしました。

それにしてもA5サイズの巨大な指定席券。比較用にしなの鉄道の乗車券と「しなの」の乗車券・特急券を並べてみました。時刻表付きはナイスですがやはり大きい。因みに偽造防止のすかしあり。

この指定席券の発券方法ですが、指定席の管理はオンラインのパソコンで行われているようで、席が取れるとプリンタからA4サイズの紙が出てきて、その半分を鉄道会社の保存用にし、半分を乗客に渡しているようでした。(だからA5サイズなのかな)

昭和の時代、手書きで指定席券、寝台券などが発行されることもあった時代とは隔世の感ありです。これならそれほどの座席数を販売しない鉄道事業者でも大きなシステムを導入する必要が無さそうで、良いアイデアと感じました。

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その「しなの」の乗車券・特急券に押された車内改札印。「ありがとうございます 名古屋運輸区」とあるのを初めて知りました。前から使っていたのかも知れませんが何せあまりJR東海の在来線特急を使わないので、見過ごしていたのかも知れません。時代は変わる…。

(追伸)JR東海のウェブサイトで、車内で乗車券等の確認を行う行為を「車内改札」ということを改めて確かめました。一方、私の頭の中は相変わらず「車内検札」のままです。このブログにUPする用語については出来る限り鉄道事業者の公式の見解に基づくように努めています。

2015年06月19日 20時06分

上田電鉄、しなの鉄道「ろくもん」そして北陸新幹線。

ドイツの鉄道シリーズは暫くお休みします。

2015年6月13日(土)、千種駅に朝7時50分頃到着。

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空が青い!

梅雨時とは思えない晴天に恵まれました。もっともこの日から2日間の旅を決断したのは6月9日(火)。週間天気とにらめっこし何とか土・日とも雨降りは無さそうと判断したからです。

この日は

1)上田電鉄

2)しなの鉄道「ろくもん」

3)北陸新館製

こんなところを廻りました。

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最初の目的地は長野県の上田市。ということで千種駅8:06発のしなの3号に乗車。まずは篠ノ井を目指します。

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見えれば良しとしていた木曽福島駅に保存されているD51775も何とかカメラにも収めることが出来ました。

それにしても振り子電車は速い!上松駅にほど近い浦島太郎伝説の「寝覚ノ床」もあっという間の通過で、かつて列車内で車掌さんが案内放送していた時代があったのを思い出しつつ、もっとも383系「しなの」で放送されても乗客の方でその地を確認することは難しいでしょう。

昭和の時代にディーゼルカーや客車に揺られていた時代は一体何だったのでしょう…と懐かしんでしました。

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この善光寺平の絶景もあっと言う間に通り過ぎます。いつかは姨捨の駅に降り立ち、じっくりと味わいたいと思いつつ未だその願いは叶っていません。

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この風景を最初に見たのは多分、15歳の時。もう46年も前のことです。夜行急行「きそ」で冠着トンネルを抜けると眼下には白一色の海が広がり、その向こうに山並みが見えていました。それが標高が下がるにつれて霧が晴れ始め、暫くすると幻想的なまでに美しい善光寺平がその姿を現し始めました。列車の速度が遅い時代だったからこそ出来た経験です。

列車から見る風景を覚えていることはどちらかというと少ないのですが、何故かここの風景だけはしっかりと記憶しています。日本三大車窓の面目躍如。

2015年06月18日 20時06分

ドイツのナロー/レスニッツグルンド鉄道(8)トラムから見た平面交差。

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もう心残りがしないと思えるまで列車を見送ってお別れ。

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もう2分この電車の到着が早ければ2ショットが撮れたのだがとか悔しがってもこれだけは致し方ありません。何事も諦めが肝心です。

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電車の車内から見た平面交差。

こうして4月19日(日)の鉄活が終わりました。

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最後に市内をそぞろ歩き。名所の写真も撮影しているのですが〆はやはりトイレ。ホテルで配布されていた地図にあったので探して行ったのですが、エルベ川にかかる橋のたもとで案内看板が見当たらない。景観を壊さないためとは思うものの、ただここのおかげでこの後1時間近く散歩。

翌日は今回のドイツ旅で初めての終日ほぼ乗り鉄です。

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とここまで書いていてトイレで終わりでは寂しいので晩御飯もUP。

カルプスリュッケンステーク(Kalbsrückensteak/仔牛のステーキ)とベアラウフ(Bärlauch/香草の一種?)のリゾット添えというメニュー。

17.9ユーロ。

この選択が出来るのも2人連れのおかげ。レストラン、ビストロ等飲食店の選択の幅が広がります。豊かな朝食・昼食はイベント目白押しのため望むべくもありませんが、ともかく夜は楽しい時間を過ごしていました。

※一人旅では駅構内等のカフェで食べれば良い方で、やスーパー・コンビニでの買出し、テイクアウトをホテルの部屋で一人黙々と食べる事は多い私です。

(余談)ドイツだけではありませんが、ビールは瓶でしか売っていないお店もあり、栓抜きは私の必需品だったりします。

2015年06月17日 20時04分

ドイツのナロー/レスニッツグルンド鉄道(7)ヴァイセス・ロス駅の平面交差。

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今回のドレスデンへの旅で蒸気機関車は翌20日(月)も撮影する予定ですが、『乗る』のはこれが最後のチャンス。

往路に比べ帰路はどんどん標高を下げて行く旅の為、オールドタイマーの走りにも余裕が感じられます。

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帰路はヴァイセス・ロス(Weißes Roß)で下車し、4系統のトラムで市街に戻ることにしていたのですが、その到着直前、進行方向右側に見つけてしまいました。

とっても可愛い庭園鉄道。今猛烈に気になっています。

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何はともあれヴァイセス・ロスで下車。

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目の前をまたしてもトラムが通過していきます。

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トラムの電停で「Landesbühnen」(ランデスブーネンとでも読むのでしょうか?)と「Wasastr」(バサストラッセ???)の間にある平面交差。

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ゆったりと通り過ぎて行きます。

往路、復路とも同じ車両に乗車していた家族連れのお父さん(「乗り鉄」とお見受けしました)が手を振ってくれました。(写真には写っていませんが…)

2015年06月16日 20時56分

ドイツのナロー/レスニッツグルンド鉄道(6)機関車と客車の連結。

ラーデブルクの駅舎。

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中にはトイレと規模は小さいもののカフェがあります。この『トイレ』の存在は本当に助かります。

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客車の中に“トイレ”はありますが、鍵がかかっていて使えません。なお起点のラーデボイル・オストにもトイレがありますが、私が見た限り男女共用の1つだけですので、使われる方はご注意を!(ドイツ鉄道の駅舎にあります。勿論、有料)

※私のブログで海外の鉄話しをする時は、毎度トイレについて書いています。理由は人間の生理的欲求にも関わらず、ガイドブックや紹介本、ブログ&ウェブサイトでも記載されたものをあまり見かけないからです。

風情の無い話しはこれ位にしておきましょう。

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出発時刻が近づいた15:33。まだ何の動きもありません。ということで静かな駅風景を撮影。

おっと15:40になって動きが出始めました。これはもう数分遅れて出発が確定という事ですね。

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戻りは逆向き。

入れ替え作業も絵になります。

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機関車が客車に近づき、

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15:43に連結。出発時間を過ぎているのでここまで撮ったら直ぐに乗車。うかうかしていると置いていかれることになりかねません。(流石にそれはなさそうですが…)

と思う間もなく直ぐに出発。

2015年06月15日 20時54分

ドイツでナローを乗り鉄/レスニッツグルンド鉄道(5)ラーデブルク駅到着。

ほぼ定刻の15:20頃に終点のラーデブルク(Radeburg)に到着。

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もう慣れてきましたが最後尾の車両に乗っていると、到着直後から始まる機回しのための機関車と客車の切り離しに間に合いません。

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そこは割り切って車庫での休憩を撮影。

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給水は大切な出発準備です。

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足回りの点検も欠かせません。

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お湯の排出はあまり見た記憶がありません。こんな作業を見ているだけでどんどん時間が過ぎていきます。

出発の15:41までの20分余りはあっと言う間に過ぎて行きました。

2015年06月14日 20時52分

ドイツのナロー/レスニッツグルンド鉄道(4)田園を行く。

1日7往復のこの鉄道の列車。

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その内私が乗車しているこの列車を含め3本が終点のラーデブルク(Radeburg)を結んでいますが、それ以外の4本は8.6キロ走った途中駅のモーリッツブルク(Moritzburg)での折り返し。

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そのモーリッツブルクは観光地のようで、駅前には馬車が待っていました。

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前日に乗ったヴァイセリッツタール鉄道とここレスニッツグルント鉄道の大きな違いはその風景。

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レスニッツグルント鉄道の沿線は田園地帯の真ん中を走り抜けていきます。

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天候も良くこの日は絶好のハイキング日和。始発駅を出た時には賑わっていた車内もここまで来ると閑散としてきました。

2015年06月13日 20時50分

ドイツのナロー/レスニッツグルンド鉄道(3)トラムと平面交差。

ラーデボイル・オストを出て暫くは住宅街を走ります。

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最後尾の車両のデッキからトロッコ越しに撮影。今回のナローの乗り鉄では既に私の定位置になっています。

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最初の停車駅、ヴァイセス・ロス(Weißes Roß)の到着直前にあるトラムとの平面交差。

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少し離れていますが左側にチラッと4系統の電車が見えています。

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と思う間もなく列車の後ろを通り過ぎて行きました。この場で『蒸気機関車』と『トラム』の2ショットを撮るのがこの地を訪れる鉄道ファンにとっての流儀なのですが、これでも上等。贅沢は言えません。また本来の狙い所は道路を横断する列車の撮影なのですが、私は乗り鉄なのでこれでも十分満足していました。

参考までにトラム4系統は15分間隔であり、一方レスニッツグルンド鉄道は1日7往復。この写真を撮れただけでも私は“運が良い”人なのです。(と、自画自賛)

2015年06月12日 20時45分

ドイツのナロー/レスニッツグルンド鉄道(2)ラーデボイル・オスト駅出発。

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前照灯と鐘。似合います。

ところでこの鐘、何のためにあるのでしょう?正直良く分かっていませんが、一つだけ言えるのは駅に近づくとこの鐘を鳴らしているということ。。もっとも「鐘が鳴れば駅が近い」という列車に乗っている人向けなのか「列車が近づいて来た」と駅で待っている人に向けて鳴らしてるのかまでは不明です。

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さてラーデボイル・オスト駅での入れ替え作業。

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14:26発の出発準備が整ったのは14:20。何とも慌ただしいのですが、この鉄道に乗る目的が「蒸気機関車」で無いとすればそれはそれで納得です。

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(ワンポイントメモ)

と言うほどでもありませんが、この鉄道の乗車券は、出発直前に1両目の荷物車で“店開き”している車掌さんから買います。何せ『駅舎』を探しても見つからず、どうしたものかと思いつつ「99 1762-6」の出発準備を撮影していて気付かなかったのですが、先頭車を撮影に来て発見!しました。

さて時間になったので列車はラーデボイル・オストを後にしてラーデブルク(Radeburg)を目指します。

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駅を出て直ぐにドイツ鉄道としばし併走。体が勝手も反応してシャッターを押してしまうのが自分でも不思議です。

2015年06月11日 20時43分

ドイツのナロー/レスニッツグルンド鉄道(1)密着連結器。

さてこの日のメインイベントはナロー(750ミリゲージ)の蒸気機関車牽引鉄道である全長16.6キロのレスニッツグルンド鉄道(Lößnitzgrundbahn)。

エルベ川の撮影ポイントから徒歩5分ほどのドレスデン・ミッテ(Dresden Mitte)発13:04のSバーン/マイセン・トリービッシュタール(Meißen Triebischtal)行きに乗り、起点となるラーデボイル・オスト(Radebeul Ost)で13:15に下車。勿論この短い時間の間にトレイを済ませています。ドイツに限らずヨーロッパではトイレがあったら取り敢えず行っておくのが私流です。

本当ならドレスデン中央駅で昼食を調達する予定がアウトとなり「今日はお昼抜き」を覚悟していましたが、何とラーデボイル・オスト駅前のパン屋さんが開いていた!おかげで椅子に座り陶器のカップでコーヒーを飲むという思いもかけぬのんびりした時間を過ごすことになりました。

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ドイツの日曜日は、観光地のお土産屋さんや飲食店などを除けはドレスデン中央駅のような大きな駅の中のお店しか開いていません。はっきり言ってラッキー!

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前日(4月18日)に乗ったヴァイセリッツタール鉄道(Weißeritztalbahn)もそうですが、大都市の中央駅から15分ほどでナローの蒸気機関車が走っているのは本当に奇跡としかいいようがありません。

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ところでヴァイセリッツタール鉄道に続いてこの鉄道も連結器は密着連結器。

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ヨーロッパでしかもナローということでそこはもう「リンク式連結器」だと思い込んでいました。ただそれが使われている理由は、、、すいません。私には分かりません。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!