2015年07月22日 20時02分

立山黒部アルペンルートを通り抜け(2)立山高原バス。

美女平(標高977メートル)から室堂(標高2450メートルの)までは高原バスの旅。

23キロ、約50分はアメイジングな風景の連続です。その高原バスは定時なら11:10発。40分ほどの時間があるので付近を散歩…と思っていたら、ケーブルカーを下車して直ぐにバスに案内され、しかもお客さんが乗ったら即出発。

美女平では何の写真を撮っておらず、一瞬「えっ!」とか思ったものの、とりあえずこの日は先を急ぎたかったので有難い臨時バスの運行でした。そのバスが動き始めたのは10:35頃だったと思いますが、何と3台連なっての運行でした。

暫くしてから団体客が多いときなどは、柔軟に対応していることが分かったのですが、面白いのはバスの乗客は団体と一般客が混乗していることで、私の周りにも団体客の方たちが座っていました。

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落差日本一の称名滝。たまたま座った席が進行方向左側だったのですが、この風景を見るには右側では少し残念かもしれません。もっとも乗客の方は左側の席に身を乗り出すようにしてカメラを向けており、左側席の方も写真が撮りやすいように協力していました。

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弥陀ヶ原付近の絶景。この辺りは6月中旬でもご覧の雪景色。このバスの中で一体何回のシャッター音を聞いたか数え切れないほどです。ですよね。私もこのバスの中だけで何枚も撮影しています。デジタルカメラ時代。もとい携帯カメラ時代。

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立山連峰の立山(雄山)。室堂ターミナルも見えています。

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立山黒部アルペンルートの高原バスと言えば「雪の大谷」。バスの中でも歓声が響いていました。

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11:20過ぎに室堂ターミナル到着。思いのほか広々していて、20年前の記憶は単なる自分が作り上げたイメージの世界と知りました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!