2015年08月10日 20時48分

幻の大仏鉄道遺構巡り(6)梶ヶ谷隧道(ずいどう)。

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梶ヶ谷隧道(かじがやずいどう)。下部が石積みで上部がレンガ造りのトンネルです。隧道と言えば鉄道が山をくりぬいて走るイメージですが、ここは鉄道の下を通る道としてのトンネルです。

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このトンネルは歩いて通り抜けることができ、どちらから撮影しても絵になります。

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梶ヶ谷隧道からほど近い赤っぽい色だから「赤橋(あかばし)」。

ここは流石にバスが通り抜ける事は出来ませんが現役の生活道路で、地元の人が使っています。

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明治の土木技術が至る所に光る「大仏鉄道」。いやあ面白いですね。ここまで来ただけで奈良市と木津川市が協力してパンフレットを作り、本気で取り組んでいるだけのことはあると思いました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!