2015年08月20日 19時42分

「青春18きっぷ」で奈良から名古屋へ(6)松尾芭蕉。

伊賀上野駅。

2015_-7_25 青春18きっぷ&伊賀鉄道_59

外に出てみました。「文化薫る歴史のまち 伊賀上野」のモニュメントがあるこの駅ですが、乗りつぶし以外で降り立ったのは初めてのような気がしています。考えてみれば「上野市」には何度も取材で来ているのですが、いつも車だったと思います。

2015_-7_25 青春18きっぷ&伊賀鉄道_54

伊賀上野14:58着の加茂行き列車。

2015_-7_25 青春18きっぷ&伊賀鉄道_56

長いホームを短く使っていますが、気動車がキハ120形ではなくキハ40系あたりであればこの風景は昭和になります。

2015_-7_25 青春18きっぷ&伊賀鉄道_61

駅のホームにあった松尾芭蕉(三重県伊賀市出身)の句。

「夏の夜や 崩て明し ひやし物」。

私の教養が足りず意味はよく分からず。ただ夏の句であることは分かるので、この駅では季節ごとに、それに相応しい芭蕉の句を掲げていると思われました。(真偽については申し訳ありませんが聞かないで下さい。)

2015_-7_25 青春18きっぷ&伊賀鉄道_62

芭蕉の坐像。とても小さいのですが存在感は大きかったです。「駅」では本当に様々な発見が何がしかあり、それがまた私を鉄旅へと誘ってくれます。

    

    ADVERTISEMENT

    電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
    稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

    カレンダー

    2015年8月
    « 7月   9月 »
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  

    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!