2015年09月13日 20時09分
帰りもヴラティス ラヴィツェ ナト・ニソウ(Vratislavice n.N.Výh)で電車に乗り換え、ピヴォヴァル(Pivovar)電停周辺でしばし撮り鉄をすることにしました。
この辺りは改修工事が済んでおり、11系統と5系統の2つの路線があることから7分半間隔で電車がやってきます。
2つの系統が等間隔の理由はヴラティス ラヴィツェ ナト・ニソウ近くに単線区間が残っているからだと思われますが、定時運行がある程度見込めないとそうしたダイヤは組めないでしょうから、道路交通そのものが工夫されているのではないかと推察しています。
その単線区間の起点で、向かって来る電車の顔出しを狙ってみました。ここではほぼ確実に2ショットが撮影できるので、あとは根気さえあればいつかは捉えられます。
手前の車が無ければ良かったのですが、これでも十分に粘った結果ですのでこれで撮影を終えることにしました。
山と青空。自然豊かな郊外の風景。
それにしても何でこの街で電車を撮っているんだろう?不思議だなあ。やはりこれもご縁です。尻尾まであんこが詰まったタイ焼きを食べている心境でした。
(後日談)
その後の服部氏の調査で、代行バスに乗り換えたヴラティス ラヴィツェ ナト・ニソウまでの区間は4月中旬に改修工事が終わり、何と本日UPしているこの場所も含めて電車の運転を再開したばかりだったことがわかりました。
昨日「そりゃあ電車が走るところを見たい…」などと書きましたが、実はここも単線の未舗装路側軌道だったとのことで、私たちはヨーロッパの軌道改修の実態を図らずも体験したことになったのです。
また今日の写真を撮影した場所も、もともと未舗装路側軌道だった場所だそうで、服部氏からかっての写真を見せてもらいそのあまりの違いに仰天してしまいました。つまり昨日UPした写真の光景が、まさにこの場所にもあったということなのです。