2015年09月20日 14時47分

国際鈍行列車の旅(4)再び代行バスで国境越え。

この路線でドイツ側を走るのはそれほどの距離もない短い区間で、乗客は10人ほどしか乗れないバスで十分なほどなので、そんなことでの合理化かな?とか思ったものの、であれば何で仮設ホーム?とか考えたりしているうちにザイフヘナースドルフ発16:42の代行バスが少々遅れて到着。この発時間ですが、実は列車と同じなので私の頭の中には疑問符が一杯でした。

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バスが到着する場所に立っている方は“乗り鉄”です。ここまで来るのに同じ列車&バスで来ており、しかも直ぐに折り返すところも“乗り鉄”です。実はお互いアイコンタクトで『同類』であることを認識していました。

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チェコ/ヴァルンスドルフ・・・以下読み方が不明(Varnsdorf pivovar Kocur)で再び列車に乗車。

16:50にバスが着き、乗り込んだところで直ぐに列車は出発。

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ここはヴァルンスドルフ(Varnsdorf)駅。思いの他大きな駅で駅員さんもいる有人駅。

同じチェコのリベレツ(Liberec)とヴァルンスドルフ(Varnsdorf)間は、チェコ国内だけで行こうと思うととっても大回りとなりますが、ドイツのツィッタウ(Zittau)経由であればショートカットできるためこうした列車が設定されているようでした。

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この町の名前「ヴァルンスドルフ」は調べてみるとドイツ風の地名ということのようで、国境線の複雑さも含めいろいろ歴史がありそうです。

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ツィッタウ(Zittau)着17:15。そして17:21のドレスデン中央(Dresden Hauptbahnhof)行きに乗車。乗ってきた列車はドレスデン中央行きに接続の列車のはずですが、何故か地下道からはるかに離れた所に停車し、息を切らしながらの乗換えとなりました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!