2015年09月25日 19時55分

留萌本線/増毛への旅(3)石狩沼田に明日萌駅。

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途中駅での風景。秩父別では「花」の出迎え。地元の人たちが手入れしているのでしょうが、この駅を利用する人たちだけではなく、私の様な通過する人の目も楽しませてくれます。

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石狩沼田駅。札幌の近郊区間ということで一部電化もされ、学園都市線の愛称もある札沼線の「沼」の文字は、もともとこの石狩沼田まで鉄道が結ばれていた証です。

増毛行きの列車の(地元の)乗客はここで下車する人が思いのほかいました。

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本来の駅名は「恵比島」。しかしNHKの連続テレビ小説「すずらん」(1999年放送)の中で「明日萌(あしもい)」駅としてロケに使われてからは、「明日萌」の名前の方が一般的に通用するようになった感ありです。何せ「恵比島」より「明日萌」の駅名標の方がデカイ。

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交換可能駅となっている「峠下」で上り深川行きと行き違い。定刻では両列車とも16;42着の16:43発でしたが、私の乗っていた下り列車が少々遅れていたので上り列車は直ぐに発車。後ろ打ちでの撮影がやっとでしたが何とかその姿を収めることができました。

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大和田駅で見かけた貨車待合室。“北海道名物”と言いたくなるほど道内各地で見かけますが、パッと見でボロボロの錆だらけといった感じではなく、ここ数年で改修が行われたような佇まいでした。

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どうでも良い話しかもしれませんが、キハ54系は二重窓。北海道ではかつて当たり前に見られた光景ですが、最近の車両はそうはなっておらず、これもいつかは『懐かしい昭和の時代』に分類されるようになるのでしょう。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!