2015年10月09日 20時47分
穏やかな宗谷海峡。食後は爆睡していましたが、眼覚めてデッキに出れば海風が本当に気持ち良い!
サハリン時間で午後3時近くになるとサハリンの島影がはっきりと見えます。
暫くすると目的地であるコルサコフの街が目前に迫り、そこにある風景は改めていうまでもなく日本には無いものであり、ここに来て異国に来た実感が沸々と湧き始めていました。
午後4時頃に下船。車を積んできた甲板から異国の地を踏もうとは想定外。
ロシア/サハリン(樺太)に上陸。
すると目の前に今は使われていなさそうな線路が出現。事前の知識が無かっただけに思いがけない出会いに思わず「わおっ!」。この線路こそが稚泊航路で大泊港に出入りしていた連絡船に列車が横付けされていたことを今に伝える遺構。戦後70年。まさか往時の姿を留めているとは夢にも思っていませんでした。