2015年10月15日 20時17分

サハリン(樺太)鉄道旅(13)鉄道歴史博物館の館長さんとの奇跡の出会い。

ガイドブックにも載っているサハリン鉄道歴史博物館(Музей истории Сахалинской Железной Дороги)。

2015_09_02~08 サハリン紀行_192

午前11時半過ぎですが開いている気配がない。

しょうがないので外から中を撮影していました。

2015_09_02~08 サハリン紀行_221

そうこうしていた11時45分頃、そこに鍵を持った男性と団体の方達が到着。

鍵を開けた男性はロシア語で私達に呼びかけ、何はともあれ手招きされたので、一緒に中に入ることにしました。その男性はあとで分かったのですが実はこの博物館のチリーキン・アンドレイ・ニコライ館長。

ここで出会ったのも奇跡ですが、館長さんとは更なる思いもかけぬ展開が待っていましたがその話はまた後日。

2015_09_02~08 サハリン紀行_202

さて展示物の中から何点か私の気になった車両を紹介。

まずはキハ58495。

2015_09_02~08 サハリン紀行_240

昭和39年の新潟鉄工所の銘板とJR東日本の銘板が眩しい。

2015_09_02~08 サハリン紀行_206

1993年にサハリンに渡り2000年まで活躍したそうですが、電化路線の無いサハリンにあって「架線注意」も残っていて正に往時そのままの姿を残しています。

2015_09_02~08 サハリン紀行_319

矢印の上に『58495』の文字が残っており、この角度からの見た目が一番良く分かったかと思ったのですが、この写真ではパッとは分からないですね。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2015年10月
« 9月   11月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!