2015年10月25日 20時58分

サハリン(樺太)鉄道旅(23)奥鈴谷。

鉄道路線図トリミング

昭和3年発行の「樺太の鉄道旅行案内」の鉄道地図をトリミング。奥鈴谷の名前があります。この駅があったのは樺太の中心「豊原(ユジノサハリンスク)」と西海岸の中心「真岡(ホルムスク)」を結ぶ豊真線という幹線。

奥鈴谷 ノヴォデレヴェンスカヤ

ただ同じ本の中の各駅の紹介には「奥鈴谷信号所」とあり、地図もこの本文も信号所ではあっても客扱いをしていたから載っていたのではないかと推察しています。

またそこには豊原からの距離が書かれており、10哩(マイル)とありますから約16キロという計算になります。

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今回、ユジノサハリンスク駅で買ったノヴォデレヴェンスカヤまでの往復乗車券。思いっきり恭しい(うやうやしい)感じで違和感タップリ。大きさは日本のかつてのマルスで発見された特急券等を一回り大きくしたサイズで、車掌さんの検札でも問題は無かったのでこれで正しいのでしょうが何だか慣れません。

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しかもこんな記念券の如くのホログラム入り。そもそもこの文字と20の数字の意味は分からずじまい。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!