2015年11月02日 20時23分

サハリン(樺太)鉄道旅(29)1列車に乗る!

夜の9時46分のユジノサハリンスク駅。

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闇に浮かぶ光。何となく幻想的な感あり。町全体に明かるさがあるわけではないので、駅舎の向こうの漆黒がより際立ちます。

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ユジノサハリンスク22:30発ノグリキ(Ноглики)行き1列車/急行「サハリン」号。

出発の30分前に乗車が始まりました。613キロ11時間30分の旅の始まりです。否が応でも気持ちが高ぶってきます。

PDF乗車券

乗車に当たってはこのプリントしたPDFの乗車券+パスポートのチェックを受けます。国際列車ではないにも関わらずパスポートを見せるのは不思議な感じですが、夜行列車ではそれがルールのようでした。

さてこの乗車券の矢印の部分に注目。ユジノサハリンスクの出発時間とノグリキの到着時間が書いてありますが、それぞれ「15:30」と「3:00」。不思議ですね。でも不思議ではないのです。

ロシアの鉄道は全てモスクワ時間で運行されており、サハリンとは7時間の時差があるためこのようになっています。参考までに駅構内に貼り出されていた時刻表はサハリン時間で掲示されており、この乗車券でやっとここがロシアであることを知らされました。

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寝台車は快適で、乗車後暫くして眠りにつき、目覚めたときには既に夜が明けていました。

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朝日が見え始めた7:08頃。森の木々の間から太陽が見え隠れ。まるでアートのごとくで思いもかけぬプレゼントをもらった気分。

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丁度その頃の寝台車の通路。まだ乗客の多くは眠りについていたようです。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!