2015年12月28日 20時17分

サハリン(樺太)鉄道旅(68)旧真岡駅。

2015_09_02~08 サハリン紀行_1077

さて旧真岡駅があった場所。

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今はホルムスク南駅(Холмск-кЮжный)となっています。

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このコンクリートの塊が真岡駅の基礎の痕跡といわれていますが、ほぼ同じ場所にあるのに「ホルムスク」ではなく「ホルムスク南駅」を名乗っているのは何故でしょう?

жд вокзал ст.Маока (Холмск) до 1945г_鉄道歴史博物館

サハリン鉄道歴史博物館からご提供いただいた「真岡駅」。キャプションに「Maoka」とあったので、日本時代の写真と思われます。

真岡埠頭

日本時代の真岡には大きな港があり、当時の写真も「樺太の鉄道旅行案内」に残されています。

真岡節踊

「樺太の鉄道旅行案内」にあった「真岡節踊」の写真。真岡節という歌があり、それに合わせての踊りもあったということでしょうが、往時の真岡の町の発展振りがこの1枚の写真からうかがい知ることが出来ると思います。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!