2015年12月21日 20時29分

台湾鉄路管理局プユマ号(普悠瑪列車)の甲種輸送を追う(2)新幹線との饗宴。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_19

笠寺駅の直ぐ南にあるJRの跨線橋から新幹線との2ショット狙い。プユマ号よりDD13(とここでは書きます)が主役になっています。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_66

たまにはこんな写真もありかな?とか思いながら悔し紛れの一枚。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_70ホームから雰囲気ショット。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_79ゲージが同じなので、この台車は台湾で走る前に日本の幹線をひた走ったわけでそれはそれで感動!

ところで東名古屋港からここ笠寺駅まで、実に多くの台湾から来た方達がカメラを構えておりビックリ!「何故?」という疑問には、台湾の鉄道に詳しく台湾在住の友人も多い舘田達也氏(9月にサハリン鉄旅でご縁を頂いた方です)が、「自分の国で走る列車が製造された国の鉄道を走る姿を見る(撮影する)のはとても楽しみ」と解説してくれました。その気持ちわかるなあと納得。

今回のこの甲種輸送に参戦された台湾からの同業者は恐らく数十人。今回の笠寺駅抑止の件は、東名古屋港で私の近くにいた方には簡単な英語で伝えたのですが、皆さん、本当に残念な顔をされていました。もっとも多くの方は東海道本線での撮影を終えられているとのことでそれが少しですが慰めになりました。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_80動かなかったとはいえ短い時間ですがプユマ号と過ごすことが出来ました。次回は台湾で出会いたいと思います。

最後に舘田達也氏が14日(月)に撮影された写真をお借りしました。館田氏に多謝。

名電築港 ダイヤモンドクロス

名古屋港

こんな出会いがしたかったなあ~。

2015年12月20日 13時53分

台湾鉄路管理局プユマ号(普悠瑪列車)の甲種輸送を追う(1)えっ!。

12月17日(木)、豊川市の日本車輌製造で作られた台湾鉄路管理局プユマ号(普悠瑪列車)の甲種輸送列車が豊川~豊橋~笠寺~東港(名古屋臨海鉄道)~名電築港~東名古屋港(名古屋鉄道)といういつものルートで運転されました。いやっ、運転されるはずでした。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_1

本当は東海道本線のどこかで1枚狙ってからここ東名古屋港辺りで狙いたかったのですが、時間の都合でそれは出来ず、少々お手軽ではあるものの最初からここで待つことにしました。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_2準備万端整えた後、列車は15:20頃に現われるはずだったのですが…。15:00頃に同じ列車の撮影に来ていた方から「笠寺駅で名古屋臨海鉄道の機関車不調で抑止となっており、今日はここを通りませんよ」と教えられ愕然。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_6とりあえず往生際の悪い写真を撮って笠寺駅にバスで移動。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_11

開業50周年のヘッドマークも輝かしいND5527を先頭にプユマ号は静かにそこにいました。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_30

動かないならそれは致し方ないので、出来る範囲で撮影。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_33新幹線との2ショット。

2015_12_17 プユマ号甲種輸送_35 EF66 124

EF66 124との2ショット。

この定番での場所での撮影はここで打ち切り。東港駅から救援の機関車が来るということも無さそうで、いつ動くかもしれない列車を見守るのは諦め、ホームから少し撮影し、家路につくことにしました。

※プユマ号は確か2年前の製造・輸出で終わりと聞いていたのですが、大幅な円安もあって2編成の追加増備が決まり、14日の月曜日に1編成目の甲種輸送、そしてこの日が正真正銘の最後の最後の甲種輸送でした。14日は極めて順調にことが進んだと聞きました。

2015年12月19日 13時38分

おでんしゃに乗ろう!(7)サボ。

お隣の方に協力してもらい、方向幕とは言えなさそうな行先票(サボ)の撮影。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_87

  • 競輪場前⇔駅前。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_88

  • 運動公園前⇔駅前。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_89

  • 赤岩口⇔駅前

これで市内電車の全系統が揃いました。「赤岩口」の文字が赤いのは豊橋鉄道の方の心意気?

この撮影は普段やっているものでは無いと思いますが、たまたま「窓の所に何かある」などと話していたら係りの方が出してくれました。「おでんしゃ」「ビール電車」でもう何度も乗っているこの電車ですが、これは初めての体験でした。(嬉)

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_68

この方が今回の幹事さん。豊橋鉄道の「安全輸送」前掛けが粋ですね。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_92

豊橋駅東口のぺデストリアンデッキのイルミネーション。多くの方がシャッターを押していました。今度来るのは夏かな?

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_93

2015年12月18日 20時28分

おでんしゃに乗ろう!(6)車内には市内電車90年の歴史解説あり。

車内には市内電車90年の歴史が分かるように展示されています。(ピントが少々甘いのはご容赦を)

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_76

そこには路線の歴史と当時の日本と世界の出来事が書いてあります。その中に路線図を見ていて今と走っている場所が異なっているところがあるのを発見しました。知っている人は知っているということにはなるのですが、少なくとも私には「へえー」と相成りました。

とまあそれは良いのですが、出来事の中に「【映画】戦艦ポチョムキン」があったりして、この映画をどれだけの人が知っているのかが心配になりました。マニアック!と一言。これを作った人と会いたくなりました。(笑)

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_78

一方、こちらの車両の変遷はオーソドックス。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_85

おでんを食べながら、ビール+日本酒を呑みながら、、周りの初対面の方たちと歓談している内に電車はいつしか折り返し電停の「運動公園前」に到着。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_90

そして乗車時間約2時間のミニトリップが終わりました。

  • 「赤岩口車庫」を午後3時の少し前に出発。
  • 「駅前」に着いたのが3時半過ぎ。ここでトイレ休憩を兼ねて約20分停車。そして4時頃出発。
  • 「運動公園前」は4時半頃に着いて7分ほどで出発
  • 「駅前」には5時過ぎの到着でした。

のんびりゆったり走る市電の中でのおでん宴会。また来年も来たいと思っています。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_86

ところで車内にあったステッカー。車輪の数が…?誰か知っている方がいたら教えて欲しいと思いつつ、それはそれで知らなくてもいいか、とかね…。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_94

今回の収集品。

  • 運転体験証明書
  • 市内電車運転体験のクーポン
  • 市内電車スタンプ台帳(スタンプは車庫で押しました)
  • 市内電車ガイドブック
  • 豊橋名物「ポンポコラーメン」…これは豊橋に住んでいる幹事さんからのお土産。

■この他にも日本酒用のマス(「おでんしゃ」はビール呑み放題+カップ酒がありそれ用)のなどもあります。

2015年12月17日 19時14分

おでんしゃに乗ろう!(5)おでんのネタ。

ヤマサちくわの暖簾もかかる電車内。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_75

地産地消というかこうした地元志向も案外市民に愛される理由かもしれませんね。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_69

さあ出発準備完了!赤ちょうちんが良い雰囲気。

運転体験からの流れとなる「おでんしゃ」は、赤岩口の車庫内からの出発で、通常の豊橋「駅前」発の電車よりほぼ片道分長い時間が楽しめるロングコースとなっています。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_70

いざ宴会のスタート。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_72

おつまみ弁当とおでんの掛紙(包み紙)は、くるくると丸め弁当用の輪ゴムで閉じるのが“通”だと、スタッフの方から教えられました。本当かいな?まあご愛嬌ですね。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_79

さて熱々のおでん。ふう~、ふう~。ちくわ、ごぼう巻、青じそ揚、大根、うずら卵、こんにゃく、結び昆布。全部書く必要ないかもしれませんが、途中で「…その他」としようにもどれもが主役であり、結局取捨選択は出来ませんでした。

2015年12月16日 20時17分

おでんしゃに乗ろう!(4)ピット見学。

運転体験が一息ついて、おでんしゃの出発までの時間を使ってピット見学。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_51

ここ豊橋鉄道赤岩口のピットはもう何度かもぐっていますが、そこはなかなかで毎回新鮮な気分で見ることが出来ます。ということでこの日は『お迎え電車』3202号を“検分”。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_53

注目したのはブレーキ関係。まずは空気圧を調整するコンプレッサー回り。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_54

車輪を押しているブレーキパッドを、係りの方の説明を聞きながらこうして改めて見てみれば成程納得。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_56

こちらは1つの台車に1つ付いているモーター。

ピット体験も何度か経験すれば少しは慣れてきます。何に慣れるかというと、安全のために被っているヘルメットを電車にぶつけることが無くなった事。(^^;)

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_64

そうこうしているうちにおでんしゃは出発準備中。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_66

おでんしゃのイラストは何度見ても楽しい気分にさせてくれます。

2015年12月15日 20時10分

おでんしゃに乗ろう!(3)おでんの前に運転!

平成27年12月12日。いよいよ豊橋鉄道3502号の運転です。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_36

これから「おでんしゃ」で味わうことになるおでんのネタがヤマサちくわだからということもあるのでしょうか?運転の面白さが味わえるモ3500形の中から、通称「ヤマサちくわ」号が選ばれています。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_37

市内電車の開業90周年エンブレムもGOODです。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_50

赤岩口車庫内で運転する距離は約70メートルで他社の運転体験に比べ決して長くはありません。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_49

しかしここの醍醐味は停止位置でちゃんと停まること。

目の前には土に埋もれた線路&小さいながら崖があり、これは結構圧迫感があります。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_47

緊張の面持ちですが、これはむべなるかなということになります。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_60

運転が終われば車内見学。ローレル賞のプレートを見たりして余裕のひと時。

2015年12月14日 22時09分

おでんしゃに乗ろう!(2)赤岩口車庫に進入。

昨日書き忘れましたが、『サハリン(樺太)鉄道旅』シリーズはしばらくお休みします。2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_20

ますはお迎え電車の車内からのショット。敷石が如何にも昭和の路面電車感ありありでかつ坂道と言う点が私には高評価の場所です。丁度後続の電車が近付いて来たので撮影してみました。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_23

ここは最近、レール交換を行い改修した所。敷石が無くなったのは残念ですが、走行音がここは静か!その違いは歴然です。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_30

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_31

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_32

今日の話の〆は車庫への直接乗り入れ。運転体験のためのお迎え電車ならではの楽しみです。

2015年12月13日 10時02分

おでんしゃに乗ろう!(1)その前に運転体験。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_1昨日の12月12日(土)、豊橋鉄道の「おでんしゃ」に乗るべく朝9時過ぎに動き始めました。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_7

途中の知立駅にて急行から特急に乗り換え。高架工事でこれからどんどん風景が変わっていきそうです。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_15

今日も今日とて「おでんしゃ」の前に赤岩口車庫で運転体験。ということで本日のお迎え電車は3202号。11:43に「駅前」電停到着。

さて今回の「おでんしゃ」は私の知人が幹事の貸切電車。いつも参加させて頂いている日本路面電車同好会名古屋支部の会ではなく、別のグループ(参加者の大多数は非鉄)の会で、そこに急用で参加できなくなった方がおられ、(幹事さん以外にも私の知り合いがいたこともあり)急遽声が掛かりました。今年度のおでんしゃは例年以上に予約の埋まりが早い印象で、年明けに「個人」枠の空きを狙って出かけようとしていた方の中にはギブアップ宣言をしている方もいます。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_18

赤岩口に向かう電車内で豊橋鉄道の方からのお話で成程と思ったこと。

この写真で線路が一部白くなっているところがあるのが分かりますでしょうか?これは落葉の時期に、電車がそれを踏んでスリップしないように撒いている砂とのこと。

電車がブレーキをかけ、かつ出発する(並木道にある)電停でそれを見ることが出来ます。

2015_12_12 豊橋 運転&おでんしゃ_39

電車のマスコンのところに置いてあった牛乳パックの中身がその「砂」でした。

2015年12月12日 20時43分

サハリン(樺太)鉄道旅(62)日本食レストランで乾杯!

ユジノサハリンスクでは有名な日本料理店。

2015_09_02~08 サハリン紀行_975

入り口はこじんまりした感じですが中は広いです。

2015_09_02~08 サハリン紀行_976

お約束の乾杯。

2015_09_02~08 サハリン紀行_978

バルティカ7。この旅では同じメーカーのバルティカ3とかも飲んでいます。

2015_09_02~08 サハリン紀行_981

私が注文したのは松花堂弁当。

刺身に天ぷらなどなど本物の弁当です。味も海外の日本食店で時に出会ってしまう「なんちゃって」ではなく、ちゃんとした和食の店の味です。

美味しかった~。

2015_09_02~08 サハリン紀行_983

話しは変わってこのレストランの目の前の信号交差点。何と青信号になると足元も青くなるのです。

2015_09_02~08 サハリン紀行_984

一方赤信号の時は赤く光ります。

ユジノサハリンスク市内の中心部の何か所かで見かけたのですが、どんな理由でこうなっているかは不明。これだから見知らぬ地への旅は楽しい。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2015年12月
« 11月   1月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!