2016年01月06日 19時10分
チェーホフの駅にいた時に、工事用車両の入れ替えを見かけました。
こんな車両を見たことがない!ということになりますが大迫力であったことは間違いありません。
駅構内にはこんなレールを敷いた枕木を段積みした車両もあり、これは間違いなく今、サハリンで進められている1067ミリ⇒1520ミリへの改軌に使うものでしょう。
今回、サハリン鉄道歴史博物館の館長さんから提供された写真の中に、その工事の様子が分かるものが入っていました。
改軌工事については話しには聞いていてはいたものの、まさか目の前でその一端を垣間見るとは思ってもいませんでした。
またサハリンの東海岸と西海岸を結ぶ北部横断線については、改軌工事と共に一部では大規模な路線変更も行われているようで、この写真には2本のレールしか見られないもののその新線区間ではないかと推察されます。
今現在、どの程度の区間でとりあえずの3線化が終わっているかについては分かりませんが、何年か後には1067ミリゲージがここサハリンから消えていくことになりそうです。