2016年02月11日 20時04分

大学入試と乗車券。

会社の近くの大学で入試が行われています。受験者の皆さんにかける言葉は「頑張れ!」しかありませんが、地下鉄の利用者としてはここ数年、特に今年顕著になったと思ったことがあります。それはICカードの利用者が大半になったこと。

2016_02_10 マナカまずmanakaを使っている人が大半。恐らく名古屋市内に住んでいるか通っている人。

次にパラパラとTOICA利用者。

私の出勤時、改札口を通る際の瞬間だけの検証ですので正しい統計とは言えませんが、大外れはしていないと思います。一方、写真のSuicaは見かけていません。やっぱりね。ただ見慣れないカードの方もいて思わずどこのカードだろうと気になりました。

ところでICカードが普及して一番様変わりしたのは切符を買う人をあまり見かけなくなったこと。以前、ターミナル駅と大学最寄り駅の両方で、駅員さんが机を出して臨時の切符売り場を開設し、押し寄せる受験者をさばいていた記憶がある人も多いと思いますが、それも今や過去の風物詩。八事日赤駅でも駅員さんが下車する方に「お帰りの切符をあらかじめお買い求め下さい」と呼びかけているものの、それほど台数があるわけではない自動券売機に行列が出来るまでには至りません。

便利な時代になったものだと思うものの、ふとした時に気付くこうした時代の変化は面白い。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!