2016年04月08日 20時57分
今回の旅で使った時刻表。
まず新幹線と在来線が一冊になった時刻表はそれぞれの鉄道の経営が異なるため台湾では存在しません。
そのため新幹線では左上の新幹線だけの時刻表を使い、在来線は右側の日本の時刻表形式のものを使いました。従来日本式の時刻表(普通停車から特急までの全列車がそれぞれのページに記載されるタイプ)は台湾ではなく、そのため台湾を旅する人のために日本で出版された日本式の台湾の鉄道時刻表があったのですが、それが台湾の人にも好評ということで、つい最近“日式時刻表”が発売されました。参考までに下の時刻表は駅で配布されている従来のもので、座席指定列車とそれ以外の列車が分かれて載っており、それぞれの列車を乗り継いで旅をするにははっきり言って不向きです。それ以前に文字が小さすぎて老眼鏡をかけても見ることが困難です。
高鐵台中駅で乗り換え。こだまタイプを見送ります。
で、高鐵左営から高雄の地下鉄(MRT)紅線(レッドライン)に脇目も振らず、写真も撮らずに乗り換え、高雄輕軌(高雄ライトレール)との乗換駅/凱旋を目指し、高雄輕軌/前鎮之星で一枚撮影。これで一息。
- MRT=マス・ラピッド・トランジット/大量高速輸送
まだ3区間4停留所のみの暫定開業。3月20日時点では車庫のある籬仔內発9:00~18:30の間の30分間隔で、実用的な交通機関となるには至っていません。それでも日本から私を含め多くの鉄道ファンがここ高雄ライトレールを目指して旅に出ており、その理由は最新式の架線の無い路面電車ということにあります。線路だけのトラムの姿は実に新鮮であり、かつこれからこのスタイルが世界の都市交通の方向性を示していると思われます。