2016年04月17日 20時13分

台湾鉄旅/高雄の驛站食堂で晩御飯。

朝も早から動いたので、鉄道グッズが陳列されているという「驛站食堂」で晩御飯。日本語の感覚だと「驛」「站」とも「駅」という感じですが本当のところはどうなのでしょうか?

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さてその食堂は高雄駅の北側にあり、私達のホテルは駅の南側。そこを徒歩で行く最短ルートは高雄駅構内の跨線橋を渡る事。以前は入場券(月台票)を買っていたのですが今はこんな通行証があります。但し20分以内に通過するのが条件。間違ってもこの通行証でホームに行き、撮影してはいけません。あくまでも「通行証」です。

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そもそも初めて高雄を訪れた平成20年(2008年)8月頃のガイドブックには入場券の中国語訳が載っておらず、えらい苦労をしてやっと「月台票」を手に入れた記憶があります。(その時は駅の北側のホテルに泊まり、南側の夜市に食事に出掛けた)

別に高雄でなくとも公道を使って駅の反対側に行くのは、橋上駅で自由通路のある駅であれば簡単ですが、そうでなければそれが大きな駅ほどどれほどの距離を移動しなければならないかは分かっていただけると思います。例が悪いかもしれませんが、東西を結ぶ自由通路のない名古屋駅を想像してみてください。高雄駅は現在、地下化の工事中でそれが終われば駅の南北の徒歩での往来は画期的に楽になりますが、この通行証はそれまでの期間を穴埋めする便利なシステムです。

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そんなことに驚きつつ驛站食堂に到着。

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タブレットがあったり、

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サボがあったりしますが、鉄道色満載の店ではなく、鉄道モノを飾りに使っている食堂と思ったほうが良いでしょう。

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料理は美味しい!流石に地元客で溢れていただけのことはあります。旅先での食事処選びの基準である「地元客で賑わっている」の原則はここでも正しかったです。

因みにビールはセルフサービスで冷蔵庫から自分で取り出す台湾流。これを楽しむのもGOODです。

こうして3月20日(日)の鉄活は終了。

※参考までに今回の名古屋~台北/桃園空港間の飛行機代は込み込みで往復3万円強。座席の事前予約不可とかその値段で乗れる席数が限られるとか何かと条件付きではありますが、旅費としては海外の中ではハードルが低いと思っています。また大したことではありませんが、往復とも窓側席で、空港の係員からわざわざ「窓側席になりますがよろしいですか?」と聞かれたので、今時は通路側を希望する人が多いのでしょう。かくいう私も国際線では久々の窓側でした。

    

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    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!