2016年06月06日 20時17分
2013年、台湾鉄道に颯爽とデビューした普悠瑪(ぷゆま)号。現在19編成あり、その全てが日本車輌で作られ、東海道線を甲種輸送されて名古屋港から積み出されました。
この写真は昨年の12月17日に笠寺駅で撮影したもので、名古屋臨海鉄道の機関車が不調のためこの駅で抑止されていました。なおこの写真の撮影時に、私の周りには台湾からこの甲種輸送を撮影に来た方が多く見られ、台湾における鉄道趣味がどれほどのものかを知ることになりました。そしてこの編成に乗れるかどうかは別にして、普悠瑪(ぷゆま)号に乗りたくてわざわざ3月23日(水)の宿を斗六にしたのです。で、その前に…。
ホテルの朝食券。ホテルは雑居ビルの中にあり、パッと見レストランは無いと思ったのですが、やはりその通り。
何とファストフード店で朝食。朝食券は決まったメニューをオーダーするものではなく、一定の金額の金券方式。上限を超えて注文する場合は、その分は自己負担。台湾通の方に聞いたら、コンビニでおにぎりに交換とかいろいろあるようで、最初は驚いたがその内に慣れてきたとこのことでした。
さて普悠瑪号花蓮行き、斗六7:05発。普悠瑪号は車体傾斜装置がついており、その運用のメインはカーブの多い台北と東海岸を結ぶ東部幹線。ただ一部の列車は西部幹線(縦貫線)にも入っており、3月24日時点で、ここ斗六駅が西部幹線の駅では普悠瑪号が走る一番南。つまりこの駅から南側(高雄方面)では乗ることは出来ませんでした。
ただ2016年4月21日のダイヤ改正で台北/松山駅~高雄駅~潮州駅間を結び、台北~高雄間を3時間30分台で走る列車が1往復設定されたので、斗六駅は、普悠瑪(ぷゆま)号の栄えある起点駅では無くなっています。