2016年06月29日 20時26分
舞木検査場に保存されているのはパノラマカーだけではありません。
HSSTの実験車両も残されています。大江で実験しているときに一度も訪れたことがなく、写真ではなく本物の車両を見るのは何と初めて!
これがリニモに繋がったと思うと何だか感慨深いものがあります。
こちらは「懐かしの車両」たち。3400形(3401)、 5500系(5517)の前頭部、ぱのらまDX8800系(8803)の展望室の面々です。
5500系が華やかなりし時、私は名鉄堀田駅近くに住んでいました。同級生達と堀田駅まで電車を見に行き、これが来ると「三つ目」が来た!と嬉しがった記憶があります。
一方3400形は何だか不思議な感じの電車だ!というのが当時の印象です。何せ「流線型」とかいう言葉を10歳にも満たない子どもが知る由もなく、ただただ電車を見るのが好きでした。
ヘッドマークはこの日の「ありがとうデキ記念撮影会
バージョン。いつもは「神宮前」行きとなっているはずです。
独特な形状のボディーマウント構造。中を覗けば普通の電車でした。それにしてもこの電車は改造を重ねて最後に冷房が付いた時、名古屋らしいというか名鉄らしいというか私が相当に驚いたのは事実です。
私の中の名鉄電車の系譜では、パノラマカーの前はこの3400形だったりします。やはりそのデザインに拠るものであることは間違いありません。