何度も書きますが、新函館北斗駅12:44発の「はやぶさ22号」は「H5系」です。
このマークが撮影したくてこの列車を予約したことは間違いありません。万に一つも運用が変わる可能性はゼロではないもののそれはそれで諦めがつくというものです。いや、そんなことは絶対に無いですね。悔し涙で外の景色がぼやけた4時間20分を過ごすことになったはず。そうならなくて良かった、良かった。
何度か見て乗ったE5系と同じ形ながらH5系となればそれは気分が高揚しています。
この時、ホームでは乗客の皆さんによる撮影大会状態となっており、「乗り遅れないように」というアナウンスが何度もホームに響いていました。で、「H3」編成の証もちゃんと撮影。
やったー!グランクラス乗車。人生2度目。
更にもう一度ホームに出て撮影。出発2分前に車内に戻りました。
北海道新幹線の初乗車は、新函館北斗駅12:44発の「はやぶさ22号」。勿の論で「H5系」です。
新函館北斗駅前のメインストリート。ゆったりとしたというより、周りに何もない雄大な北海道の風景。
流石に新しい駅。デザインもGOODです。
列車の案内表示も何故か新鮮に目に映ります。
新幹線と在来線は、新幹線11番線と在来線1、2番線の間で平面乗り換えができるようになっています。利便性は考えられていますね。
今回の旅の乗車券、特急券。
乗車券は新函館北斗から名古屋市内への一気通貫。あっ、この言葉は麻雀をしない人には分からないですね。要は最初から最後まで一枚という意味です。
そして今回の旅の目玉。グランクラス。「えきねっと」での事前予約で買っています。必ず買えるという保証はないものの“買い忘れ”防止にはなります。
ということで14370円+26720円+4050円=45140円也の旅。早割りやLCCの無い時代の飛行機の旅を知るものからすると『まあね』というレベルですが、その時代には飛行機をプライベートで使ったことは家族や友人と出掛けた(数少ない)ツアーを除けばそう言えばあまり無かったなあ…。
函館本線の七飯~大沼間には2つのルートがあります。
通称藤城線と呼ばれる下り専用線と通称仁山回りと呼ばれる線。その仁山回りに旧渡島大野駅、現在の新函館北斗駅があるため、特急列車はこの3月から仁山回りを通るようになっています。
その函館本線仁山(にやま)駅。10:57に到着。実時間の流れで言うと温泉に入る前にここで駅撮りをしています。因みにあじさいの湯の露天風呂からは走り行く列車を見ることが出来ます。踏切の警報音に反応する怪しいオヤジ2人組。
さて、秘湯の旅をしていなければこの場所に立つことはきっとなかったはず。
駅名標の「しんはこだてほくと」の文字がまぶしい。
繁った木立の中にある「駅」。ここは確かに駅です。
さて8時半過ぎに一応の目的は達成。(何を達成したのかな?)
その後のスケジュールですが、この日は天候が今一つで視界がクリアではないことと、北海道新幹線の起点である「新函館北斗」駅が野田生駅からそれほど遠くはないこともあり、レンタカーの返却予定時間を12時とし、3時間ほどの道南温泉巡りをすることに決定。
実は今回の同行者はバリバリの撮り鉄さん。一方でラーメン&温泉マニア。本人曰く温泉に入る合間に“鉄道を撮る”のが流儀のことで、厳選!秘湯の旅をすることと相成りました。ただ朝からやっている日帰り入浴の温泉は限られるので、まあ出たとこ勝負もありでのスタートでした。
まずは野田生から20数分走ったところにあるネットを含めその所在地の公開不可の温泉。以前、彼からここの話を聞いており、「一度行ってみたい!」とお願いしていた温泉です。
山の中にポツンと建っている小屋の中には何とも味わいのある湯船。個人所有で、誰でも入っても良いことにはなっているのですが、特に管理しているのではないということで、地元の人と文字通りの口コミで知っている人が時折訪れるだけだそうです。当然、源泉掛け流し。贅沢の極み。湯船に温泉が注がれる音だけが響きます。
参考までにここにはその場で借りられるタオルは存在しません。今回は前日、道南いさりび鉄道で買ったタオルが役に立ちました。ラッキー。
因みにもう一度行こうとしても、この温泉に私は辿りつけそうにありません。
ここは大沼駅。程近いところに日帰り入浴をやっていた温泉があり、そこを目指していたのですが残念ながら今は閉まっており、次の温泉を目指します。
そして着いたのが仁山駅前にある「ニヤマ温泉あじさいの湯」。
なおソフトクリームは食べていません。
今日からまた北海道シリーズ再開。
6月12日は午前5時過ぎに起床。理由はカシオペア紀行の撮影。
一応、道南いさりび鉄道で出迎え、本命は小沼あたりの予定でした。先に書きます(白状します)が、まあ予定は予定でそうはならず、上野発と札幌着の時間が以前のカシオペアと変わらなかったのでその時間を目安で多少の早発等のずれは織り込んで行動していました。しかし、後で知ったのですが道南いさりび鉄道内と五稜郭発はかなり早くなっており、何と完璧に撃沈しました。
その事実を知らない時間帯での撮影。場所は清川口駅直ぐ。清川口発6:33の木古内発函館行き始発列車。
1793(ながまれ号)+2両の清川口発6:38の上磯行き。流石にこの2本を撮影した段階で「これは絶対にあり得ない」と感じ、森の先まで行けば追いつけるかもと移動開始。
野田生(のだおい)に7:48に到着。
昨年のダイヤであれば森発が7:38なので追いつけそうなものだったのですが、途中で見かけた信号から恐らく相当に早い時間帯で運行されたものであろうと察知し、全てをギブアップ。まあ長万部まで頑張れば…というのはありましたが、例えそこまで行ったとしてもこの日の天候も今一つだったこともあり、すっぱり諦めがつきました。
そんななんやかやで落部駅まで戻り、北海道といえば**というコンビニで朝食のおにぎりを買い、落部の駅でおまけの様な貨物列車。時間は8:12。
お約束の「落部(おとしべ)駅舎」。別に落ちをつけている訳ではありません。